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ポジティブに怪現象を待つ②トイレに"謎の水たまり"出現

一度は落ち着いた、私の「呪われ怪現象」

今年の3月から7月までは、急速に収まったが、
8月から再びじわじわと復活してきた。


怪現象は、外で起こることのほうが圧倒的に多いのだが、
家の中でも起きる。



最近、我が家のトイレに"謎の小さな水たまり"が出来るようになった。

配管からの水漏れは無し。
配管回りの床は乾いている。

便座と床の間からの水漏れも無し。
トイレットペーパーを当てても全く濡れない。

天井の換気扇周りを観察。
クイックルワイパーに乾いたシートをつけて当てても、水滴は全くつかない。

トイレバス別(まあ一緒なら、水たまりも自然)。
お風呂場から距離も離れている。

なのに、何故か水たまりが出来る。


幽霊がいると、水たまりが出来ることがあるらしい。
映画『三茶のポルターガイスト』でも、謎の水が滴るシーンがあったっけ。


場を清めるために盛り塩はせず、パロサント(別名:聖なる木)に火をつけて、煙を立たせて、各部屋を浄化して歩いてみた。(スマッジングという)


なお、幽霊の類は月に2回くらい夜来るが、私は、もう慣れ過ぎているため、全然怖くない。YouTube除霊動画をかければ、幽霊はさっさと帰るか、成仏するのかわからないけど、すぐにいなくなるからね。


トイレのトラブルとなると、いろいろ面倒なのがイヤだ。霊障より、よっぽど物理的な方が嫌。
水道トラブルでぼったくる業者が怖い。
まあ、ここはマンションだから、管理会社が24時間受付してるので被害に遭うことはないと思うけど。



とりあえず、パロサントのスマッジングで水たまりの発生が収まれば「水たまりを作るのが上手な幽霊が、トイレにいたのか」で終わり。




数日、経過観察したが、もう水たまりは出来なくなった。


それにしても「水たまりを作るのが上手な幽霊」とは?

妖怪の可能性もある。
妖怪ウォッチに出てきそう。
「水たまりしか作れない妖怪が、悪徳ぼったくり水道業者に捕えられて、無理やり共謀させられてしまう」ストーリーなんてね。



ある日の夕方、トイレに入っていたら、上の階でドタドタ足音と人の声がする。トイレの換気扇から、声が聞こえてくる。上の階の住民かな。

「よくわからないけど、こんなになってるんです。原因がわからないんです!!!」
パニクってる感じ。



少しすると業者らしき人の挨拶と、ドアを閉める音が聞こえた。


もしかすると"謎の水たまり"、上の階に移動した?


バルサンを焚くと、ゴキが隣の家に逃げるように、
パロサントを焚いてお祓いしたら
"水たまりを作るのが上手な幽霊"が、
上の階のトイレに逃げてったってこと!?


そして、こんな言い方すると、なんか、怖くなくない?
怖くなくなくない?なくなくなくなくない?

なくは何個で「Not scary」(怖くない)になるのか、わからなくなるよね。


もうすっかり、怖くなくなっちゃった。


こんなこともnoteの実話ホラー小話になるんだから、どんな経験でもリサイクル可能だということがわかったよ。

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不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。