とある女の子の話
「連絡が遅いんだよね」と怒る彼女
「つむじが可愛いんだよね」とにやける彼女
「ぜってぇ離さないかんな」とイキる彼女
「守りたい、この笑顔」と悶える彼女
「絶対私が守ってあげるからね」と泣き出す彼女
どんな貴女も彼に一生懸命で、一途で、愛している姿を見たら、こんなクズ男やめとけなんて言えなかった。
寧ろ、言わなくてよかった。
パインサワーを片手にほろ酔い気分で、「そんなことを言われている彼は幸せ者だね」なんて笑った。
人には人の幸せで、聞く話は一面に過ぎなくて、
私は貴女が笑っていればそれでいいです。
それが私の幸せです。
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