見出し画像

あちこちに、違和感。

こんにちは。ミドリです。

今日は髪の毛を染めに行きました。

黒色です。

私の推しのアイドルが黒髪にぱっつん前髪、姫カットという三拍子の方で、

その方への憧れから同じ髪色にしました。

前の髪色は何だったかというと金髪。

例えるならローランドさん。

私は金髪の自分も好きだったし、友達からも好評。

ただ、私の両親からは絶不評。

「髪が痛むよ」←知ってます。でもやれるうちにやっておきたい。やったことない人に言われたくない。

「和風の顔だから似合わないよ」←日本人だから和風なのは当たり前。日本人は金髪にしてはいけないルールなんてある?せっかく気に入って染めたのに似合わないって言われるのは辛い。悲しい。

「浮くよ」←アルバイトは髪色自由だから問題ない。悪いことはしてないし、目立っていようがいまいが私は気にならない。

「ほんとバカだな」←?

「親の扶養に入っているうちはそんな無駄なことにお金使うな」←自分のアルバイトで稼いだお金を自分の好きなことに使っちゃいけないの?

ことあるごとに小言を言ってくる両親に心底腹が立った。

はたまた親戚と会うと、

「黒髪のがよかったのに」「どうしちゃったの?」といった小言を浴びる。

話が合うのは二十代の従兄弟夫婦だけ。「めっちゃ綺麗に染まったじゃん!」とポジティブに会話をしてくれる。

どうして親世代以上の年齢の人は私が悲しくなるようなことを平然と面と向かって言えるのだろう。

父親は肥満体型だけど、「デブだから痩せな」なんて私は言ったことがない。

それは父が食べるのが好きでよく食べることを知っているから。

それを私が否定したり助言したりすることは個人に対する過干渉だと知っているから。

でも彼らは自分がやられて(言われて)嫌なことを人にする。

「人」というより、私が「こども」だからだろうか。

もし彼らの友人がローランドさんのような金髪に染めた時、果たして同じことを言うのだろうか。

私は黒髪にした。これは決して彼らの意見に順応したわけではない。ただ私の理想や憧れのためにした意思決定だ。

黒髪にすると聞いた母は大喜び。

美容室から帰宅すると

「黒のが似合うよ!やっとミドリが戻ってきた!金髪だといつものミドリじゃないみたいだったもん。変な意味で浮くしね。今度の免許証の写真も恥ずかしくないね。金だと見た目だけで偏見を持てれたりするから。(母は不動産会社の事務をしている)この間入居してきた子の免許証もね、すごい派手なメイクでよくわからない髪色でね、会ってないのにもう心配になっちゃったもん。ちゃんとした子なのかなって。」

とまぁペラペラと聞いてもいないことを話しはじめた。

聞いているだけでうんざりだ。

「ミドリが戻ってきた」

と言う言葉には驚いた。金髪の私は私じゃなかったのだろうか。いや、紛れもなく私だ。

毎日顔を合わせている娘にでさえ偏見を持って見ているのはあんただよ、お母さん。

この記事が参加している募集

多様性を考える

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?