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ひとり旅日記西安2日目:楊貴妃の温泉にかなりの値引きで入浴&帰りのバスから黒煙!

2015年10/27西安2日目。

さすがに早起きは無理だったね…両替もしなきゃだし。9時に起きて10時に支度終えた。いい加減腹減ってた。フロントで朝ごはん(っても遅いが)はどこが良いか教えてもらい、両替は中国銀行で地図に載ってた。ついでに楊貴妃の風呂の行き方も教えてもらった。エーゴでやり取りできて助かった。

少し北側に歩いたら、教えてもらった通りに屋台があった。迷ったが、案外朝寒かったから麺にした。細麺って聞いた。辛過ぎないようにして下さいと頼み、食べてみた。米粉の細麺だった。昆布入ってた!
相席のおばさんと話した。言ってることが少しわからない時は筆談で。親切だった。フレンドリー。反日ってなんだろ?なんとか中国語で話そうとしたのが通じたのかな?

麺だけでは足るはずもなく、もう少し行くと饅頭が!鮮肉包子にした。油ゴイスだったが、いい味で3口でペロリ。中国銀行までつまみ食いしながら進んだ。ってか、10時出発だったから、残念ながら豆腐脳は売り切れ。滞在中に一度は食べたい。10分歩いて銀行に着くと思いきや案外歩いてた。

レートがいくらかわからなかったが、あとで計算したら1元=19円だった。成田は20円だった。

お金も手に入り、やっと出かけられる!103番バスに乗って西安駅へ。着いたは良いが、どこから清華池に行けるのか…見知らぬおばさんに話しかけられたが、ただ単に親切に乗り場を教えてくれた。客引きと疑ってしまって、対不起(=ゴメンナサイ)。

11:30発のバスに乗った。行き先を告げたから、バスで心地よく寝た。降りる場所を教えてくれたから下車。ガイドブック情報古いのか、楊貴妃の風呂150元の入場料。3000円…

入ってみたら案外広かった。13時から玄宗と楊貴妃の物語上映って事で並んだが、残念。13:30の回に回された。惜しい。ただ映像を観るだけかと思ったら、場面ごとにいちいち移動。まあまあ良かった。映像がハイテク駆使で。楊貴妃に狂った玄宗のせいで滅亡の道へ…って史実なのに物語過ぎッッッ!

当時の浴槽(700年代!)が残ってるなんて!でも、あんなに広い浴室で冬は寒くなかったのかね…そういうのは大丈夫なんだろうか?そして未だに沸いてる温泉。ガイドブックには8角で手浴可とあったが、無料になってた。ま、入場料高いからね…可哀想な肌荒れの女の子やおばさんたちが楊貴妃にあやかろうとそのお湯(けっこう熱い。43℃くらい)で顔をゆすいでた…効果ガアルト良イデスネ…

写真も充分に撮って気が済んだから、いよいよ温泉入浴に。と、調べといた施設の建物が見つからない。入口の案内の人に尋ねたら、「そこはもうない」と…終わった。せっかくの楽しみが…と思って、ぶらぶらして、あれ?と思った場所が新しい温泉施設だった。それにしても入場料より高い280元…。かなり渋ってたら、園内案内ガイドのおばさんが、「温泉施設に知り合いが働いてるから180元でどお?」と言い出したが、それって3600円!ドイツの温泉施設だって、20ユーロ=3000円だろ?その基準に合わせるには150元でないと入れない。かなり葛藤した。ってか、前の情報の128元とまで言わないが、高くないか?高い!と渋りに渋ったが、「良いお湯だから」って、そりゃそーだろ。顔あんなにゆすいでた人たちいたもん。でも、180元はマイミー(タイ語で、ないと言う意味)。

思い切って「150元!」と言ったら、おばさんが驚いてた。おばさんが施設の知人と話してる間、ラチが空かないから諦めた。一生に一回をここでケチるのか?と思う反面、入場料も入浴料も3000円って、トゥーマッチじゃね?と後ろ髪引かれる思いでいると、おばさんが追っかけてきて「150元で良い」と言うではないか!それならば。と戻ったら「160元」と言い出したから、「再見!」と言って再び去ったら、150元で金額確定。タオル込みの金額で、浴室内にはシャンプーとボディーソープの備付有り。※おばさんに値引きの件はナイショよ!と言われた(苦笑)※

脱衣所に休めるソファがあったから、入浴前にもう一度ネットで調べたら、ガイドブック情報は2010年だった。施設入場料が値上がってるんだから、温泉施設が2014年にリニューアルなら、入浴料128元のワケないか…と個室に入って合点した。と言うことは、130元の値引きはアリエなかったかも…たまたま話しかけてくれたおばさんだったから可能だったのと、おばさんが何回もピャオリャン(中国語で可愛い)とビューティフルと言ってくれたから、外見で得したのか?それなら、お父様、お母様ありがとう!だな。いや、人生初で「韓国人?」とおばさんに聞かれたから、整形(してないけど)+厚化粧に見えてたんだ。きっと後者が正解。

この温泉を紹介してるブログもガイドブックも泉質をホメてたが、自分的には?温度が高めだから、すぐに顔汗…化粧がはげないように汗を拭いながら30分浸かった。かなり暖まって、汗かいて、喉が渇いた。

施設のお姉さんにお礼を言って、売店でお茶を買うことに。甘くないのはどれか聞いたら、ジャスミン茶の甘さ控えめを勧めてくれた。香りが良くて、美味しかった。謝謝。

朝食から昼抜き観光で、腹が減って仕方ない帰り道。ラッキーだったのは、施設のすぐそばで物産展の催し物をやってた。試食がたくさんあって生き返った。中でも感動したのが、おこし。風味と歯触りがとても良くて、お買い上げ。持ち帰り大丈夫か聞いたらOKとのこと。念のため、中国語で賞味期限をなんというかわからなかったから、紙に書くと、多少放置してても大丈夫とのこと。一番気に入ったものを指差して、ジェンハオチー!(本当に美味しいです!)と言ったら嬉しそうだった。

わかめの展示でニンニクとニラで和えたわかめを試食し、これもまたハマってしまったから作り方を聞いたらレシピをくれた。謝謝!ゆっくり色々と試食した。日本人は絶対自分だけだと思う(笑)。一周してやっと帰りのバスに。

バスは、寒いのに上の天窓開いてたし。そろそろ西安駅だろうという頃になんか臭い…と思ったらなんと、このバスの後ろのエンジンから黒煙が!!なんのジョーク?ホント笑えた。ってか、自分座ってたの後ろの方の席だったから、爆発してたらヤバかったかも。至急全員降ろされて、添乗員のお姉さんが通り過ぎ行く別のバスを強引に止めて、我々は押し込まれるように乗せられた。こんな満員バスは初めて。ほんの10分ぐらいで到着。駅近で煙事件で良かった。

せっかくだから、西安駅で電車見ようと思ったが、切符がないと入場不可だった。セキュリティチェックもかなり厳しい模様。どっかの中国の駅でテロっぽいのが起きてたりしたから、仕方ない。ドイツの駅も大きかったけど、こんなセキュリティチェックがなかったから、中国はそこんところ不安定なんだろう。

帰りは試しに歩いた。その前に腹ごしらえ。露天スイーツ屋でエッグタルト。目をつぶって堪能。これを待ってた!身体が冷えてたから、KFCでトイレ借りつつの照り焼きチキン+ご飯。チキンは近所の肉屋の勝ち。しょっぱかった…

腹が満たされ、ウォーキング再開。KFC近くに室内屋台村。一人火鍋屋があったり、見たことない魚のグリルとか、かなり興味深かった。滞在中絶対に行かないと!

南に下って、東に折れて城壁内中心部ライトアップへ。奥の少し小さい方のライトアップの所に行ってみたら、なんと!ものすごく賑やかな屋台街が!!中国ってホント食の国だ。西安は回族文化の香り漂ってる。上海で見かけなかったものが売ってる。

甘いもの食べたいと思ってぶらぶらしてたら、ガイドブックに載ってたカステラ色のスイーツ。キンモクセイの香りのおはぎって書いてある。甘いバラの香りのたれをに付けて食べる。このたれがやみつき。2度付けNGかと思ったが、咎められることなく…一口ごとに付けて食べてしまった。

さらに進むと、柿の揚げ餅。これも本に載ってた。「どれが1番?」とお店の女の子たちに聞いたら、2人同時に「コレ!」と指差したのを買った。もちもちで甘さ控えめで、ホントおいしかった。いい加減たらふくになったから、あとは見るだけにした。また後日来ないとな。

飴細工のおじさんが飴を伸ばしてはフックに引っ掛けて…を繰り返してるのも面白かった。食べた分歩いて宿へ。23時到着。よく歩いた。お疲れ、自分。


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