Ｓは、いわゆるＳ

「あなた、どＳねー」
という会話で使われたりする Ｓ のことである。

もっといえば、「軽く縛る」や「目隠しをする」といったソフトＳＭプレイ、「鞭打ち」や「ロウソク責め」といったハードＳＭプレイという言葉に使われる Ｓ のことである。←余計わかりづらい

（ちなみにGoogleで「ＳＭ」と検索すると、セーラームーン、スーパーマーケット、ソニー・ミュージック、スーパーミドル級なんかの略称と出てきますがそのＳＭではありません。なんか笑えたけど）

まぁ 人の日常における精神思考で分類すれば、
ツッコミを入れる方が楽しくて、打たれるのは好きではないし、責められるとそれをまともに受け止める。
苦境に立たせるとその腹いせに別の誰かを責めたくなる。
でもリーダー気質があって、人を引っ張っていったりする。

そんなタイプがＳ

逆に、

「あなた、どＭねー」
という会話で使われたりする Ｍ のことである。
↑ さっきからどんな会話なのよ

まぁ 苦境になっても、それが楽しい。
わくわくしながら対処する。
責めをまとも受けなくてそれをうまく楽しむ。

そんなタイプがＭ

と思ってもらえればいいかと。←ざっくり

それで、今の世の中は極度のストレス社会。
（このあたりのお話は、これまで書いたｎｏｔｅでも触れているので興味があれば探してみてください）

打たれ弱い（打たれるのが苦手な）Ｓにとっては、ストレスを溜めやすく疲弊しやすい。
上司や先輩や客先から、あれもこれもやって、いつまでにできるんだなんて攻め重ねられたら、心身の体調を崩すか部下や仲間にきつい態度になったり、あたってしまいやすい。

けれどＭは、同じような状況でもＳほどストレスを感じることはなく、いままでにない苦境をいい方向にとらえて対処していく。
（わたしの身近にもこういうＭの人は何人かいて、ほんとしんどい苦境の状況でも生き生きと仕事しているのには脱帽する）

いわゆる「逆境を楽しめる」人である。

そして、ＳかＭか
どちらか片方よりでなく
ＳとＭを使い分けれる人もいる。

わたしは、そのタイプをＮと呼ぶ。

Ｎの意味は、ニュータイプ（new type）だったり、ニュートラル（neutral）のことだ。
Ｎは、ＳとＭのギアコントロールができて、時にはＳにギアを入れたり、時にはＭにギアを入れたりする。

どちらかと言えば、Ｓよりなわたしは、そんなＮに憧れる。
逆境を楽しめるようなプラス思考へ、ギアチェンジをなかなかできなくてたまにエンストするからだ。

タイトルに、「Ｓは短命、Ｍは長生き」と書いたのは、Ｓはストレスを溜めやすくて疲弊しやすく、心身の寿命を削っているということを短く言いたかったからだ。

そしてここからは余談だが、ＳＭプレイや恋愛の主従関係におけるＳとＭは、立場的にＳが上位(主人)でＭが下位(下僕)のように思われがちだが、実は対等である。
ＭがいてこそのＳ、ＳがいてこそのＭ。そしてＭがマスターで、Ｓに刺激を指示したり、誘導させたりする時もある。
もちろんＳが好きでＭに刺激を与えることもある。

だからＳ気質の男性が、Ｍ気質の女性に必ずモテるかというとそうではない。Ｍの女性にも好みがあり、Ｓの男性を選ぶ。
ここをはき違えないようにすることが、ＳとＭの関係を良好に築くためのポイントだ。

恋愛や結婚においては、ＳとＳ、ＭとＭではＳとＭに比べ長続きしにくい。
（磁石のＳとＭをイメージするとわかりやすい）
また、ＳとＭでもずっとその関係では飽きてくるので、たまにＭとＳのように入れ替わるのが長続きのコツだ。

仕事上でのＳとＭは、これも前述のとおり、どちらも必要。
Ｓだけでは疲弊するし、Ｍだけでもまとまらない。

これが、わたしの「ＳＭ論」

※あいみょんの歌を聴きながら書きました。
　天国か地獄か
　分からない道を行こう
　振り切って進んで行こう
　簡単じゃないからハマっていくんだろう
　恋も金もこの人生も♫

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