本当に好きな人と結婚したい！

これは誰しもが思うことだろう。
玉の輿や保険金目当てでなければ。

長く付き合えば結婚しても上手くいくかというとそうではない。それは現実がそれを証明してくれている。

本当に好きとは、％で示せば何％なんだろう？

９０～１００％といったところだろうか。

仮に１００％好きで結婚するとそこからの伸び率はなく、現状を保つか下がるだけ。９０％もほぼ同じ。

それが例えば相手のことを５０％好きで結婚スタートしたら、１００％に向かって伸びしろがある。

一緒にひとつ屋根の下で住めば、お互いのいろいろなところが見えてくる。いいところ、悪いところ、好きなところ、嫌いなところ。

所詮他人同士だから、相性や価値観がぴったり合うということはほぼ無い。だって相手は自分じゃないんだから。

私以外私じゃないの。w

結婚は、お互い違うところはあるけれど、互いがカバーしあい、互いが歩み寄って絆を深めていくものだと僕は思う。それは多少なり我慢するか、受け入れるか、気にしないようにしないといけないこともあるだろう。

それが、嫌だというのなら結婚はしない方がいい。

お互い違うからこそ、刺激しあって新しい発見があったり、新しい考えが芽生えたり、成長したりする。

互いを尊敬し、認めあうことで愛は醸成されていく。

でも今は、それができないひとが多い。昔に比べ我慢するということができない。いやしようとしない。
自分の思う相手像や価値観と合わなければ、歩み寄ることもなく楽な別れを選ぶ。

それでは、いつまでたっても愛は醸成されないし成長できない。

我慢できない子供のまま、大人になった現代人。

そう、Mr.Children

豊かさと引き換えに僕らは我慢することを失った。

それは、いいことのように聞こえるけれども、自分さえよければいいモラルの欠如、上司と部下の関係、家族というコミュニティーを崩壊させた。

我慢に耐性がないMr.Childrenは、うつという心の病を抱えていく。

いま僕たちは幸せなのだろうか？

人と人の絆を取り戻していきたい。

家族を取り戻していきたい。

家族を築いていきたい。

温かい家が増えてほしい。

そして、お隣から聞こえてほしい。

「ただいまー」「おかえりー」

もちろん我が家でも。

お互いを思いやる心さえあれば、１００％相性が合う、１００％好きでなくても、５０％以上好きなら一緒になってもいいんじゃないかな。
時には笑い、すれ違い、けんかしても、大人だから歩み寄る。助け合う。

そうやって１００％に近づいていければいいんじゃない？

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