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【国試】看護師国試と保健師国試を両立させるためには?

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
今回は看護師国試と保健師国試の勉強についてです。
自分は編入として大学に入ったため、保健師国試にのみ注力していればよかったのですが、保健師課程の大学生は基本的に両方勉強する必要があります。
自身の同期にそのコツを教わりましたので、是非お役立てください!

看護師国試と保健師国試

コツとしては以下のとおりです。

①看護師国試から攻略
②保健師国試でのみ問われる出題範囲を把握する
③研究はとりあえず後回し
④ひたすら数をこなす

看護師国試と保健師国試を受ける場合、さまざまな課題があります。
どちらを優先すればいいのか、覚える量が多すぎる、時間が足りない等々…

実際、この課題に押しつぶされて落ちてしまった人も知っています。
それだけ国試の両立は大変なことです。

とはいえ、全く対策がないかと言われると、そういうこともありません。
ひたすら頑張る以外のコツをご紹介します。

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①看護師国試から攻略

まずは優先順位からです。
看護師国試を優先して対策し始めましょう。
理由は2つ、"看護師国試の方が重要""保健師国試との共通知識があるため"です。

看護師国試の方が重要というのは、資格としての話です。
保健師国試は受かっても看護師国試が受かっていないと保健師資格は得られないという話は有名ですが、仮にそのような状況となったとき、看護師国試だけでも受かっている方が資格がもらえます。
それで保健師内定をフイにしてしまうこともあるかもしれませんが、何もないよりは看護師資格だけでもあったほうがその後なにかと便利です。
つまり、落ちるとしても最悪の結末だけは避けられるようにする→重要ということです。

2つ目は共通の知識があるということですが、代表的なところでは、看護師国試の疫学問題(死亡率、合計特殊出生率など)が挙げられます。
看護師国試の対策を進めれば、ある程度保健師国試での内容も多少カバーできるため、一つ目の理由と併せて看護師国試を最初に攻略した方がいいです。

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②保健師国試でのみ問われる出題範囲を把握する

前述しましたが、看護師国試の内容と保健師国試の内容は同じ知識を使っているところがあります。
その部分については看護師国試対策でマスターしたものと考えて、保健師国試でのみ問われる範囲を把握しましょう。
歴史、対象別保健指導論、産業保健、学校保健、統計等々…
大項目以外にもその項目の中で保健師国試にしか出ない専門的な問題もあります。

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③研究はとりあえず後回し

自分の学校は自己での国試対策と看護研究は同時進行でやっていたのですが、とにかく研究をしていると時間が足りなくなります。
自分も研究に集中して対策の出だしが遅れました。
あまりにも忙しい研究室や講座だと、時間をとることすら難しい状況になります。
そんなときは、思い切って研究をさぼってしまいましょう。
できることなら研究は継続してできた方がいいですが、ここまで来ていればよっぽど特異な学校でない限り、卒業させてくれると思います。
社会人人生のスタートダッシュにおいて、研究の経験よりも資格取得の方が重要です。
担当の教員や国試対策の教員に相談してもいいと思います。
時間はとにかく有限なので、あれもこれもとやるより、自分の人生において何が大切かを考えて行動しましょう。

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④ひたすら数をこなす

最後は結局ここに行き着きます。
単純に対策する問題数が倍なので、とにかく解きまくらないと間に合いません。
時間を見つけては少しずつでもいいので問題をこなしましょう。
ただ、その際に注意したいことは、今自分が解いているのはどちらの国試なのかを把握しておくことです。
共通の内容なら脳死で解いていてもいいですが、それぞれでしか出てこない出題範囲の問題はごちゃごちゃのまま解いていると必要な知識を必要なときに引き出せません。
頭では「今、看護国試を解いているな」、「今は保健師国試だ」と整理しながら解くようにしましょう。

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まとめ

今回は看護師国試と保健師国試の両立のコツでした。
まとめると、

①看護師国試から攻略
②保健師国試でのみ問われる出題範囲を把握する
③研究はとりあえず後回し
④ひたすら数をこなす

です。
これから2月まで長く苦しい戦いが始まりますが、頑張っていきましょう!

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