7.社会不適合者でも生きていけるので新社会人の皆さん安心してください(素人小説)
部屋へ通してもらった櫻太と菖蒲は、本人に話を聞いて事実確認をするために菖蒲が優しく声をかける。
「紫水晶くん、だよね?今回、君が失踪したことになって一時行方不明届を出されていたことはわかる?」
菖蒲の問いに晶はうなずく。
「俺たちは警察じゃないし、お父さんの仲間でもない。国に仕えてる人間でもない。俺は別で芸能人やってるけど、今はただの何でも屋の一般人。今回は君のお母さんが警察に頼れなくて、俺たちを頼ってきたからこうして動いてるんだけど、先に一つ聞いていい?」
母親か