えっ!?違うの?~「赤いスイトピー」の勘違い~

今でも人気、大人気。
松田聖子のバックナンバーで常に1位の「赤いスイトピー」。
ユーミン松任谷の名曲でもあるこれが流行ったのは、わたしが高校1年生の時である。
「ザ・ベストテン」
その他で何度も聞いているはずなのに、最初の歌詞が分からない。イマイチ聞き取りづらいのである。

冒頭の「赤色」。

    ♪赤色の汽車に乗って、、、(後略) 

が、どうしても「灰色」。

    ♪灰色の汽車に、、、(後略)

と、聞こえてしまう。耳の聞こえは、悪くない。   
(「灰色の汽車」って、何なんだろう?霊柩車?だったら黒だよねぇ。なのに「赤」。故人に特別な思いがあって、特注したのかしらん?霊柩車も、特注できるのかな?) 
などと、真面目に思っていたりした。 
余りに疑問が続いたので、以上を友達に相談。 
「えっ?」暫し沈黙の凝視。 
「違うってば!灰色、じゃなくって、赤色、赤!歌詞カード見なよッ!歌詞カード!」
えらい剣幕で言われてしまった。
「は、あ」
余りにもの剣幕に驚きつつ、歌詞カードを見る。
あ~っ、「赤」。しっかり「赤」と書かれているのね。

 こんな疑問を抱くなんて、つくづくバカというか、可愛い(?)というか。でも、まっ、いいんじゃないんですか。
「赤い霊柩車」
片平なぎさ主演のドラマも当時、あったし。 余談ですが、本当に「赤い救急車」は、あるらしい。「笑っていいとも!」で、片平さんが言っていました。
                             <了>


 

 

 

 


 

#創作大賞2023

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