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介護も映画もツキっきり

映画「月」僕の感想をひと言で伝えるなら介護職だから介護環境の変革、今目の前のお年寄りの介護を良くしていき、お年寄りを支える介護職や介護家族を支援していくに尽きると思っている。映画への反響がかなりあるので、介護関係者からの意見や質問にこの場で答えていきたい。

1、映画の描き方だと、障害者施設への誤解や偏見を招きませんか?
回答
僕は映画監督じゃないから作り手の想いは全部はわからないので想像ですが、たぶん社会や世間からの目線ではこう見えてるよという問題提起だったのではないかと思っています。実際の現場はそうじゃないかもしれないけども、そうかもしれない。少なくともそういう風に思われてますよという問題提起。良い悪いではなくそう見られてるかもしれない現実を僕は全国の介護現場の仲間と変えていきたい。
※ぜひ大阪オムツ外し学会へ

2、映画の描き方だと、第2の植松を生んでしまうようなことになりませんか?
回答
さとくんと植松は違います。あくまでフィクションで作られています。あの映画でさとくんが反省してるとか作り手側の答えみたいなものが入ってたら、もっとつまらないものになっていたと思いますし、あえて余白を残して観た人に何かを感じてほしいという描き方にしたのだと思います。
第2の植松が生まれるかどうかはわかりませんが、生ませないためには植松を「精神異常でヤバいやつ」というレッテルを貼り思考停止にならないことが1番大事だと思っています。考え続け行動し続けるためにも、大阪オムツ外し学会大阪への参加はいかがでしょうか。


3、映画の影響で介護職になりたい人が減ったり介護はやめときなさいと親から反対される影響が出ませんか?
回答
安心してください。この映画がなくても、すでに、そのような現状です笑
高校生に福祉の話をしていって興味を持っても親や先生が止めてしまうケースはよくあります。理由は、キツイ汚い給料が安い危険気持ち悪い。僕からしたら他の仕事の方がプレッシャーキツイし騙し合いで汚いし総労働時間の割に給料安いし自己否定されて危険だし忖度ばかりで気持ち悪いと思いますが、まだまだ介護界は3Kイメージなんでしょうね。(だって昨夜の居酒屋の後ろの席の人達ずーっとお金と休日の話ばっかしていて仕事の中身の話全然してなかったよ。どうやったらお金とれるか、どうやったら休めるか。介護職なんて休みの日までお年寄りの話してるのに笑)

そんな介護界を変えたいと今日本で1番おもしろい介護関係者が大阪に集まります。
あなたも参加してみませんか?

現場からは以上でーす。

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