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ネグロス島に入って気がついた街路樹の大切さ

朝1番のフェリーでネグロス島バコロド港に着いた
メインストリートに出てからしばらく走ると
とても気持ちの良い雰囲気の道が北に向かって一直線に続いていた

南に向かう旅程なのに北に向かって走るのはヘンな話だがネグロスの東海岸を走るためにしばらくは港から北に向かわなければならない
風向きは運が悪いことに向かい風である
サイクリストにとって逆風はありがたくない
スピードは2倍も違うかも知れない
今回の旅で北に向かうのは初めてだが良い事もある
街路樹が作る日陰を走ることができるのだ
今まで南に走ると反対車線側に日陰がある場合が多かった
しかもネグロス島は今までの島の中で一番街路樹が多く植えられていた
舗装も良く走りやすい

牧歌的な風景の中快調に走った
そろそろ昼ご飯の時間なので手頃な食堂を探しながら走っているとちょうど良さそうな店を見つけた
おかずを指差し注文して椅子に座ると
壁にサイクリストの写真がいっぱいコラージュしてあるポスターが貼ってあった
バイクライダーのポスターもある

食べ終わったら女主人が写真を撮らせて欲しいと言ってきた
勿論快諾した
ソロで走っているとあまり自分の写真を撮ってもらうことがないからだ
話を聞くとこの店にはサイクリストがちょくちょく立ち寄るとのことで交流するのが楽しみになったようだ
高齢のおばあちゃんと2人で店番しているのが微笑ましかった
支払いの時少し安くしてくれた気がした

サイクリストの私にとって立ち寄りたくなる食堂の条件が3つある
1.人の多いごちゃごちゃした町の中心でなくちょっと町外れか田舎がいい
落ち着いて食べたいから
2.風通しの良さそうな建物であること
汗だくなので
3.自転車が立て掛けやすい壁や鉄柱があること
スタンドを付けていない自転車だから
それにぴったり合致したのがこの食堂だったのだ
思うことは皆同じなんだな

#ネグロス島 #自転車旅 #食堂 #街路樹  
#日陰  

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