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舞台『パラダイス』① ※ネタバレ含※

いったん前置き

以前ふせったー使って色々残してましたが、なんとなく後からの編集とか見出しとか分かりやすい且つある程度まとまってた方が自分が振り返りやすいなと思ってこちらへ。
noteデビューしてしまいました🤗

Twitterから来てくださった方は分かると思いますが、相も変わらず大した話も無いですし、素人の語りたがりです。あくまでも自分用のメモ書きをテンション高めにお送りするだけの、でも超相手に話しかける、読み辛く偏った雑多noteです。もしも、もしも、読んでくださる方がいたら、お手柔らかにお願いします……。それでは始めます!


『パラダイス』のお話

ここからネタバレガンガン含みますのでご注意ください!
書いてて気づいたんですが、役名呼び捨てだったりくんさん付けたり表記揺れが甚だしいですが気にせず行きます。
ちなみに今回は推しである永田崇人さん演じる若林フォーカスです。考察とかよりただのオタクの戯言。全体通した内容での考察は別で。

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※※※ 最終告知 以下、ネタバレあります ※※※

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え、若林くんめちゃめちゃ良くないです?

冒頭。丸山隆平さん演じるが、掛け子の1人である原田を殴り倒してるシーン。
幕上がってすぐに丸山さんのあのシーンは初回観劇でドッヒャーってなったな。普段の丸山さんとのギャップもあって非常に良かった。というか丸山さん圧倒的にスタイルが良いです。

で、上手側にいる永田崇人さん演じる若林
回によって梶さんや原田さんを見ている若林くんに違う表情を見出してしまってだな。

私の初回観劇(9/29マチネ)では「呆れ」「畏怖」の感情を感じて。目をそらしたり溜息つきつつも、梶さんたちの様子を伺ってちょっと怯えたような。
2回目(9/29ソワレ)の観劇では前述の感情は根底にあるとはいえ、「軽蔑」のような感情を強く受け取って。多分若林くんが梶さんから見えないタイミングで顎を上げて見下すような視線を送っていた部分を見たからかな。
だから若林くんは梶さんをどう思ってるのかが分からなくなったのよなあ。初回では梶さんはまだ怖い、原田さんのことは下に見てる、を思ったけど、2回目で梶さんのことも内心見下してるんかなあって思ったんだよね。
後からのシーンを知って2回目見たからってだけかな~とも思ったけどね!ところで冒頭の若林くんの衣装ぶっ刺さって大変でした。

まだ冒頭の冒頭で若林くん一声も発声してないのにこんなに文字書いて我ながらおしゃべりクソBBAだなって(懐かしいね)

さて。若林くんここから喋るんですが。


窓開け提案のくだり。

窓開けたら怒鳴り声外に聞こえるでしょーが!!!と心の中の田中邦衛さんが申しておりました。
何でもないッスのところ、あ、若林くんって「っす」じゃなくて「ッス」の感じするよね。しっくりくるのでこうしました。
あそこさ、若林くんのアホさと空気の読めなさとってめちゃめちゃ短い一瞬に詰め込んでてあれだけで若林くんの感じ掴めるのめっちゃいい。赤堀さんのお話じゃないけど、もう少しクスっと感あるといいなと思っちゃうシーンの1つ。ちなみに原田の土下座が若林くんの前だけで止まるシーンの「ええ……」の空気も面白かった。


若林くんだけ許せねえッスのシーン。

話し方腹立つ!褒めてる!褒めてるよ!
語尾の母音が全部伸びちゃう話し方。「だってえ」「ッスかあ」。現代の若者。ザ・若人。
で、この話し出す直前。梶さんのみんな優しくて良かったなあ~のくだり聞いてるとき、若林くんちょっと思案の表情挟むんだよね。梶さんの顔を凝視したりはしてなくてちょっと俯きがちに考えてパッと手を上げる。
ここの若林くんが何を思っての行動なのか分からないんだよね。早く終われの感情なら黙ってればいいし、そのあと毎熊さん演じる真鍋にも言われてるみたいに、歯向かうなってボコられるパターンもある訳で。本当に仕事したいと思っているようにも見えない。まあでも何も考えてないのかなあ。面白いかなってくらいのノリなのか、梶に気に入られたいの気持ちなのかなあ。

ちなみに「やんねえよ」超良くなかったです?
原田と揉めるシーン。初手の「やんねえよ」ニヤニヤしちゃったよ___。喧嘩っ早いのも分かるシーン。「服伸びたじゃねえか」のタイミングもそりゃその回の感情の昂ぶりに任せるから若干違ったり、凄みの入り方違いあって楽しかった。治安悪い崇人くんが刺さるのでにんまりしてました。


若林くんのアホ可愛い表情みんな見て

梶さんに話し掛けられてる間、始終眉間に皺寄せて頷いてるけどまっっっく理解してないのが見てるだけで分かる若林くん。口開いて時々舌ぺろってしながら「はい…はい…」って聞いてるけど1mmも理解してないのよ。すぐ正直に言っちゃうけどね。しかもそのあと、砂漠で水を抱えた~のくだりで梶さんに他の掛け子が意見求められてるのも、めっちゃ様子窺ってうんうん頷いてるんだけど120%分かってなくて良かった(?)
その後掛け子で電話し始める若林くん、仕事できる風で電話してたな。電話するとき手がめっちゃ動いちゃうタイプ。向こうにガチャ切りでもされたんだろうなっていうおどけた一瞬の表情も良かった。ところで若林くん漢字とか読めなさそうだけど大丈夫かな(なんの心配)


Costco私も行きたいんですが

既に2000字を超えたところで()、次の話題へ。

まずいったんゲラゲラ笑ってるシーンとかバカデカボイスで超声通るのとかがもう崇人くんで面白かったッス。
若林くんの出自含めて立ち位置が分かるシーン。
これより前のボウリングシーンから梶と辺見の関係性が危ういからこそ、昔はそこに始めから梶がいたのかなと思ってしまうBBQシーン。上段と下段のステージで世界が全く違うシーン。いろんなことが詰まってた。

シャンパンぐびぐび飲むのとか、ワインぐびぐび飲むのとか、レアだよねえ!(ご本人と比べての話)。シャンパン空けきってワイン取りにいってって一通り常にグラスに飲み物入ってて話とかしながら無意識に口に運んでる感じだったけど、1回どこかで空のグラス口に運んでなかったかな(笑)ないじゃんって顔で何食わぬ顔で次注いでた気がしたんだけど気のせいかな~~~。

青木がコストコの話をしてて幕張まで遠征って出た瞬間からの、脳内で《幕張……聞いたことあるな……幕張……あ!!!幕張メッセ!!!》の流れが繰り広げられてるんだろうなって目に見える表情と、幕張メッセ!?って問いかけるのに無視されて辺見さんに「はて?」みたいな顔向けるところまで可愛かったね( ^ω^ )ニコニコ 
青木とじゃれてるのも非常に良かった。


きゅるぽかん顔がピカイチ

中年男登場で一気にピリつく表情。品定めする目線。
一瞬警戒を緩めるが、中年男の言葉にスイッチが入り表情の強張りが増して戦闘態勢になる。あそこで辺見さんや真鍋に任せない、自分が気に食わなければ自分でっていう喧嘩っ早さも、冒頭と変わらない若林の性格。そしてここの辺見に怒られて辺見振り返るタイミングと表情ピカイチなのでぜひ見てほしい。首ぎゅいんって回してガルルルルからクゥンになっちゃう番犬可愛いです。あ、分かる方いれば、某! groupの狂犬くんによく使わてる効果音2種でご想像ください。


ロマネは味わいたい若林

若林可愛いポイントもう1つ。ロマネッスか!?のあとからワイン飲んでちょっと味わってるのでぜひ見てください(笑) 青木には胃に入れば全部一緒って言われるけど、やっぱりロマネは味わっておきたいらしい。ここ、ロマネコンティの味も分からない人間って1つまた若林の人となりでるよね。後述するけど元ホストならお酒ある程度飲んできただろうけど、そこでもただの飲み物だったんだろうね。酒は酒。となると、若林くんの「執着」がどこにあるのか気になるところ。

じゃ、本題ですけど。


若林くん、元ホストだってよ(特大エコー)

え、凄い、オタクの虚妄で作り上げるだけだけど元ホストの若林くん全然人気出なさそうじゃない……?女の子の名前とか間違えちゃうタイプだしヘラヘラ乗り切っての繰り返しで切られて飛ばれてそう()。
ちなみに観劇直後のメモに「友営?オラ営?」って書いてあって我ながら笑ってしまった。でもさ、冒頭のシーンの思案の瞬間気になってるからだけど、若林くん実は勉強はできないけど頭の回転早いタイプなのかな、だったら面白いよね。アホも計算。上に気に入られるための演技。それもまた良いな。
ちなみに辺見さんとの掛け合いはいつも面白いです。訂正されてるセリフ内の「言葉の綾」の意味も分かってなさそうでなんか釈然としない顔してるのも面白い。


若林くんついにボコられる。

いやまあそりゃそう。舐めたガキがァ……ってなるじゃんね。少し梶さんの話するけど、ここ、カッとなった瞬間の梶さん分からなくてさ。スッと殴りに行くんだよね。これ本編通してのことなんだけど梶さん感情の欠落……、欠落というか大切な気持ちの波を押さえつけすぎてきたが故に表情に出せなくなった、出さなくなった感じ。目が虚ろで心がない感じ。丸山さんの表現する“虚”な感じすごく刺さったなあと。とはいえ最後の真鍋とのシーンで一転するところあるから、これは梶が人間性を取り戻す話なのか?と思うこともあったな。ボコるシーンについてはまあね、来る!って相手に悟られない方がボコりやすいのかな、いや戦闘したことないので分からんけども。その説もあるかな。

ちなみに、ここのシーンも若林くんの逃げ回る感じは毎回違ったなと。何度見ても椅子で首ガリガリ押さえつけられてるの苦しかったな。決まった位置に逃げ込む必要があるわけだけれど、それで口を血で真っ赤にしてから翻ってのたうち回る若林くんの痛々しさたるや。

若林がやり返さないこと、については、単純に恐怖でってのが普通だろうけど、出自の話を挟んでからだから一方的にやられたって状態で今後の歩みを着実にって頭まわしてたら嫌だよね。ニヤッてしないかなとか邪推して凝視してたけど、顔の下部を押さえて俯いてセット閉じてしまうから悔しいのか憤ってるのか、したり顔なのかとかも分からず終わってしまう。若林は一体。


もう4000字なんですけど。どういう?
ここまで読んでる方がもしもいらっしゃれば、貴重なお時間を本当に申し訳ございません。お付き合いいただきありがとうございます。そして、もしも崇人くんのファン以外の方で再度観劇機会があれば、ご自身の推しがいないシーン、背中を向けている瞬間だけでも良いのでチラッと永田崇人くん演じる若林を見て欲しい……!私は引き続き論文レポ書きながら東京公演を楽しみに待っています。


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