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#舞台感想

心を動かされた演劇や舞台についてのレポを募集します! 作品名のハッシュタグと一緒に投稿してください。

急上昇の記事一覧

荒川の佐吉

歌舞伎座が作成した猿之助さんの特別ビジュアルで一番好きなものは?と聞かれると「荒川の佐吉」が浮かびます。 濃さやしつこさを封印したのが新鮮です。 最高にかっこいい。 3月の純弥さんのお芝居で猿之助さんの佐吉を想いました。目の見えない卯之吉の頬に自分の頬をつける別れのシーンが心に湧いたのです。 観劇当時、子役さんと絡む猿之助さんをほぼ観たことがなかったと思う。「こんな表情もするのだなぁ」と、ときめきました。 3月の純弥さんにも思いました。自分の子供に初めて会え、その顔を

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舞台 「カラカラ天気と五人の紳士」 観劇レビュー 2024/04/20

公演タイトル:「カラカラ天気と五人の紳士」 劇場:シアタートラム 企画・制作:シス・カンパニー 作:別役実 演出:加藤拓也 出演:堤真一、溝端淳平、野間口徹、小手伸也、高田聖子、中谷さとみ、藤井隆 公演期間:4/6〜4/26(東京)、5/2〜5/4(岡山)、5/7〜5/11(大阪)、5/15〜5/16(福岡) 上演時間:約1時間10分(途中休憩なし) 作品キーワード:不条理演劇、会話劇、死生観、笑える、考えさせられる、難解 個人満足度:★★★★★★☆☆☆☆ 昨年(2023年

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ミュージカル「CHICAGO 」 来日公演観劇してきたー!

私は映画や舞台をみることはとても好きで機会があればと楽しみにしている。 いつかNYでミュージカルを観たい。 それが私の目標の一つになった。 子供が生まれる前に何度かニューヨークには旅行したことがあったが、チケットの買い方もわからないし、言葉がわからないと面白くないしお金も時間も無駄になるのではと思っていたけれど、私の好きな俳優三浦春馬さんはまだ英語も完全に理解が難しかっただろう頃から、ブロードウェイで何度も観劇して刺激をうけ、彼自身舞台も英語も全力で努力していた。 今回、

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華の刻

淋しさって一体なんやろ。なんなんやろね。 戯曲『淋しいのはお前だけじゃない』を読んだ。 タイトルがいいじゃないか。 今更だけれども。 ご存じの方も多いかもしれない、 市川森一脚本、1982年に放送されたTBSドラマ、の戯曲本だ。 借金取りの西田敏行が借金をしたやつらと旅芝居の一座を結成する。 座員は彼と彼から借金をした素人たち。 座長はヤクザの愛人だった女剣劇座長の娘(木の実ナナ)で、 看板役者はその男である旅役者(梅沢富美男)、 この二人もまた彼から借金をしている。 っ

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乃木坂46"5期生"版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024 Team MOON感想 #乃木坂46版セラミュー

観てきた。 情報解禁からのなんやかんやはSTARの方の感想で軽く書いたとして、やはりチケットがかなり厳しかった。STARは最初の先行でどうにか1回分取れたが、MOONはそれで落ちるわ別の先行でも落ちるわまた別の先行は見逃すわでもう何が何だか頭がオットセイ。機材解放席をどうにか掠め取ることが出来たものの、あわよくば複数回観たかった……いや1回でも見れて本当に良かった。 感想を書く! 一応「※ネタバレ注意」でお願いします。 乃木坂46キャストについて井上和(セーラームーン

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30000(ダウ90000)【単独ライブ】

ダウ90000の単独ライブ『30000』を観に本多劇場へ行ってきました。って、もうだいぶ日にちが経ってるな…。感想を含めて投稿しようと思っていたら、いつの間にか時間が過ぎていました。 コントが中心の『30000』はとても面白かったです!前回の『20000』から約5ヶ月しか経っていないにも関わらず、他にも活動されていながら7本の新ネタをおろすなんてすごい!もちろん、クオリティも高い! まだ配信期間中なので詳しくは書きませんが感想は次の通りです。 「1. ワンオペ」のツカミ

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「劇団美松」でご縁を感じたこと

昨日の記事の続きです。 昼夜で大衆演劇をハシゴしてみました。浅草木馬館から川越小江戸座への移動も芝居の余韻で楽しかったです。昼の「やくざ忠臣蔵」が楽しすぎて、次のお芝居に心が入り込めるかな。。と思いました。。が、全く心配いらなかった! テンポいい喜劇で、これでもかと笑わせてもらった。笑い過ぎて泣きました。私。。普段からリアクションが薄いのですが、悔しいくらい笑いました。しつこさも好みだし、小祐司座長の頭のキレ具合がハンパなかった。 初めて観る「劇団美松」 先日の川越の

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薄桜鬼ミュージカル 真改 土方歳三篇感想

薄ミュ土方篇、4月26日(金)夜の銀河劇場を観てきたので感想書きます。(原作ゲーム全編ネタバレ含む) 観終わった直後の印象だと、今まで観た舞台系の中で一番完成度が高かった感じがして、『薄桜鬼ミュは、美しかった(完)』としか言えないな…。と思ったのですが、やっぱりなるべく感想残しておきたかったのでもう少し細かく書きました。私は自分で観た作品の感想をしょっちゅう忘れてしまうから……。舞台(ミュ)は一度見ただけ、原作ゲームは一度クリアしただけなので諸々うろ覚えです。 ※私はストーリ

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舞台 「S高原から」 観劇レビュー 2024/04/19

公演タイトル:「S高原から」 劇場:こまばアゴラ劇場 劇団・企画:青年団 作・演出:平田オリザ 出演:吉田庸、村田牧子、南風盛もえ、木村巴秋、瀬戸ゆりか、田崎小春、中藤奨、串尾一輝、和田華子、井上みなみ、山田遥野、松井壮大、永山由里恵、大竹直、南波圭、島田曜蔵 公演期間:4/5〜4/22(東京) 上演時間:約1時間45分(途中休憩なし) 作品キーワード:サナトリウム、静かな会話劇、生と死 個人満足度:★★★★★☆☆☆☆☆ 1990年代の静かな演劇を代表する平田オリザさんが作

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【演劇】メディア/イアソン

 2024年3月28日(木)に観劇した『メディア/イアソン』の感想を残したいと思います。  私は文章を書くのが遅い方です。記事にしていない作品の感想も結構あるのですが、最近は、短めでもよいから、残した方がよいのかなと思うようになりました。 ■公演概要(東京公演)期間:2024年3月12日(火)〜3月31日(日) 場所:世田谷パブリックシアター 上演時間:約2時間(休憩なし) 脚本:フジノサツコ 演出:森新太郎 出演:井上芳雄、南沢奈央、三浦宏規、水野貴以、加茂智里

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「新生!熱血ブラバン少女」舞台鑑賞

福岡・博多座での公演を経て 4月26日から28日、大阪新歌舞伎座で公演が始まった「ブラバン少女」 鑑賞してきた。 https://www.hakataza.co.jp/lineup/images/202404-buraban/170779958865caf42477d81_pdf.pdf 6階フロアに着くと、紅ゆずるさん宛の花スタンドがずらりと並ぶ。 壮観だ。大阪にお帰りなさい、というファンの気持ちが見える。 その華麗なお花の横を通り、改札へ。 あらすじは予め読んでいた

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「やくざ忠臣蔵」を浅草木馬館で観てきました。

先月まで体調不安が続いて私らしく観劇することが叶いませんでした。遠征から帰る→体調を崩すパターンに終止符を打つべく、遠征を封印して、心と身体が喜ぶスタイルにしていこうと思いました。 嬉しいこと悲しいこと辛いことがあったら劇場に行きたくなるのが私です。そこに好きな人はいなくとも、行きたい時に劇場に行かないとさらに身体を壊すのがわかりました。我ながらオタク気質だと感心しています。 私は猿之助さんの影響で芝居作りにも興味があります。キャスティングの妙、音楽の付け方、物語の進め方

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劇団四季『キャッツ』|観劇のキロク

最寄りの地下鉄の駅でよく見かける劇団四季『キャッツ』の広告。 かなり前から気になってはいたけれど、なかなか一歩が踏み出せず、 「いつか見よう…」「いつか見よう…!」と思っていたら、 いつの間にか千秋楽を迎えようとしているじゃないか!!(笑) すでに2回も見たという友人の「絶対見るべき!」という後押しもあり、 同じくまだ観たことが無い(これが劇団四季デビュー)友人を連れて、 四季劇場へ観に行ってきました! 結論、やっぱり劇団四季はエンターテイナーのプロ集団…! 作品情報

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【感想】ヒプステとヒプマイに初めて触れたオタク

2024年3月1日から始まった、 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 Rule the Stage -New Encounter- 全32公演お疲れ様でした。 2024年10月に新作発表もされ溢れ出す感情が止まらなく、この気持ちを誰かに伝えたくて文章にしてみます。 ただのミーハーオタクの感想なのと、初めて触れたジャンルで色々と間違っているかも知れません。(共有する人もいないので) 楽しかったよという思いは込めたので、読んでいただき次の公演来

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『ジーザス・クライスト=スーパースター』を読み読み解く

今回は舞台観劇の感想回。 ということで劇団四季による『ジーザス・クライスト=スーパースター』を観てまいりましたので、今回はその感想を語りたいと思います。 ちなみに今回は「京都劇場」にて4月20日(土)の昼の部を見てきました! 『ジーザス・クライスト=スーパースター』についてあらすじ そもそも「JCS」とは!? 今回鑑賞してきた『ジーザス・クライスト=スーパースター(以下JCS)』とは何か? 先ほどのあらすじでも紹介したが、元ネタは「聖書」だ。 そしてそこからイエス・

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幕見で「四季」

歌舞伎座は外国の方がすごく増えましたね。 コロナで5ヵ月間の休演後、近隣の人しか来ていないのではないかと思うほどお客が少なかった。客席を間引いていたこともあるし、誰もしゃべらなかったこともあり、広い歌舞伎座が異様な空間でした。 そうして毎月歌舞伎座に行っていると、来場しているのは私のように毎月来ている人ばかりではという感覚になりました。ファンがほとんどだったのではないでしょうか。ファンはファンがわかる(笑) 猿之助さんが毎月のように歌舞伎座の舞台に立ってくれたお陰で、私

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舞台『祭 GALA』レポ(4,500字ありますネタバレします)

感想は別で書きたいのですが、まずはレポみたいなのを!ネタバレします!写真も載っけます! 開演前撮影OKでした! 演舞場で開演前に流れる音楽ってテンション上がるよね。座席に着くと暇でやることがないので動画とりがちです。 ロビーには提灯があって、グッズ売り場は2階。お弁当受け取りは1階。 地下では「冷やしトマトうどん」を食べられます。 オープニング GALA下手にだてさん、真ん中に照くん、上手にふっかさん。奥から前に登場してくるので、見切れも発生しがちなのです。 お面と大き

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舞台『ハザカイキ』のすすめ — 三浦大輔による巧みな演出/丸山隆平という、人に寄り添う役者/恒松祐里の制御力 —

劇作家・演出家・映画監督である三浦大輔氏のオリジナル作品の主人公の名前は、すべて“菅原裕一”である。そしてその恋人の名前は“鈴木里美”、友人は“今井伸二”だ。同じ人間だというわけではない。名前が同じ理由は、過去のインタビュー記事によると、「考えるのがめんどくさいから」「それほど意味はない」「似たような駄目な男が登場するので、 統一したら面白いかなと思ってやっているというだけ」だという。 二十何代目か、の菅原裕一が登場するのが、舞台『ハザカイキ』である。 三浦氏の3年ぶりの新

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マシュー・ボーンの「ロミオ+ジュリエット」を見て、面白いと思った表現方法について

古典ばかり上演される日本バレエ界において、マシュー・ボーンの作品はとにかく「斬新」です 。あまりに革新的で衝撃を受け、気がついたらなんと7回も見に行ってました。今回は「ロミオ+ジュリエット」を見て面白いと思った、マシュー・ボーンならではの表現について見解を述べていこうと思います。 ちなみに既に書いた感想2本はこちらです😊 ①様々なアプローチで感情の表現をしていたことダンスは一種の表現であるため、ダンサー達は踊ることだけでなく、言葉を使わずに観客に物語を伝える演技力も求めら

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【ジブリ】観劇and感激

皆さま、こんにちは。 ソフィー優美です。 先日、舞台を観てきました。 あの舞台!!! いやぁ〜〜 面白かった😮‍💨 「千と千尋の神隠し」 名作ですよね。 関係者もなかなかチケットを取るのが難しい というこの舞台ですが、 ありがたいことにお知り合いの方から お誘いをいただきまして。 速攻でお返事をして行ってきました。 奇跡的に撮休だったのも素晴らしいタイミング! 話題になっていた舞台のひとつですし 観れてとてもラッキー! 感謝ですね。 ちっちゃい頃は

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