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過去に囚われる自分から抜け出すには⑧

ここで角度を変えて

ダンナの話をしたいと思う

彼はとっても優しい人だ

家には全然いなかったけど、どこか体調の悪い所はないか、困ったことはないかと気遣ってくれる

部屋が散らかってても、おかずがしょぼくても    嫌な顔ひとつしない

機嫌が悪くなると口をきかなくなる私に怒ったり嫌な態度をとったりしない

いい人だ

だから文句を言えなかった

仕事だから仕方ない、遊んでるわけじゃないんだからと自分に言い聞かせてきた

たぶん育ってきた家庭環境がそうさせているの      かもしれない

一家団らんの大切さを知らない                              たぶん団らんの仕方もよく知らない

みんなで楽しく食卓を囲むことが子供にいい影響を与えることを彼は知らない



こんな会話をしたことがある

私「今は子供が一人で食べる個食が増えてるんだって」

ダンナ「うちはママがいるからいいでしょ」


またある日

娘の誕生日に飲みに行くことになったダンナ

付き合いは大事にして欲しいのでそれは全然         嫌じゃなかったんだけど

約束まで時間があるので家にいて

私と子供たちが晩ごはんを食べようと食卓を囲んでいると、私たちに背を向けてパソコンをやり出した

自分は食べなくても、誕生日の我が子と食卓を囲む、という発想がない

優しいのにそれが生かされない

結婚には向かない人なんだと最近思う

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