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#仮面おゆうぎ会 キーワードを探して

はー大盛況でしたね、仮面おゆうぎ会。

結果発表から4日しか経ってないのに、次々とあたりに散らばるお面。「ああ、あの作品をあの人が!」みたいな驚きとともに、後夜祭まで楽しい。

え? わたし? 参加していたかって?

ふふふ、サトウカエデが仮面をかぶっていたのか気になる方。答えはこちらの小説のなかにあります(スクロールして答え合わせする前に、お読みくださいませ)
















読みました?

え、なんのこと言っているかわからない?

キーワード、見つかりませんでした? キーワードって何って方は、こちらのマリナ油森による作者予想(袋とじ)部分に書かれています。









そうです。もうお気づきですね。キーワードは「ガムラスタンの猫と夏」。私が書いた作品は、No.10の「笹原さんはおしえたくない」でした。(下部のリンクは6日に消えます)。


一応説明しますと、上記の「花のように泡のように」は年末に書いたものです。(noteの別アカウントで一瞬公開していたのを改稿したものなので、既視感があるかたもいらっしゃるかなと)

るいす氏による仮面おゆうぎ会の告知をみたとき、「お、面白そう」と書き始めました。そして途中で思ったのです。「終わった後、公開はどうやってしようかな……なんか、おもしろいことしたいな」と。

そして思い付きました。公開していない別の小説があるじゃないか。それと関連するキーワードをひとつ入れておこう。そうすれば、新作を1本公開するのと同時に、答え合わせができるぞ、と。


結果発表後、仮面外しを引っ張るつもりはとくになく。単純に、花のように~は公募に出していた作品でその結果を待っていただけです(そうです、ここに公開しているということは、お焚き上げ供養です!)(キリっつ)。

いや、他の方の仮面外しが早すぎるんですよね。トップバッターののちこさんなんて、結果発表から4秒後にタネ明かしnote公開していますからね? フットワーク軽すぎる。フッ軽の天才??? おかげで、作品解説や執筆背景まで詰まったネタ明かしnoteを読むのが楽しかったです。


まあ、こんなことしなくても、サトウカエデ文章のファンを公言している2名くらいの方には早々にバレていたようですが……

笹原さんのお話は、もともとは別のプラットフォームで書こうかなと考えているときに思いついたものです。本当は、5分後という時間軸にあわせて、3000字ぐらいの5分で読み切れる文章量かつ三人称で書いていたのですが、どうにもおさまりが悪く……えーいと一人称で書き直して、今回のカタチになりました。

誰がだれを好き、という人物関係図を明確に描かずに恋愛小説を書こうと思って書いていました。読み返してみると、ふわんとしすぎた部分もあるなと思いつつ、登場人物の気持ちを感じ取っていただけた感想もあり、抑えて書くおもしろさを経験できました。

読んでスキと感想をくださった方、ありがとうございました。おかげさまで3位入賞となりました(わーい)。



作者不明の状態で、2週間にわたり主催者・坂るいすのアカウントに小説が公開されるというこの企画、振り返って、色々あったな…おもしろかったなという感想一色です。(人狼太郎のミスリードを誘う鮮やかな手口。ミステリー小説を読むたびに思い出してしまうかもしれません。)

Twitterで人狼ゲームをわちゃわちゃしたり。後半にいくにしたがって、作品への感想がたくさんあふれていったのは、主催者の配慮と企画力、温かく見守っていた観客のみなさんがいたからだなあと思います。

そしてなにより、これね。

・文章のみで評価されたい!
・別人の文体でふざけたい!
・文体だけで私のことを当ててみてほしい!
・作者がバレないなら逆に気楽に書けるかも!
・いえ〜〜〜〜〜〜〜いみんな見てるゥ??
というような人は、ぜひこの実験に参加して、遊んでいってください。

この企画の主旨。これが仮面おゆうぎ会の魅力ですよね。小説を書きたい、という気持ちに火をつけること。

今回、「はじめて小説を書きました」という声がいくつもありましたよね。小説って、書くのやっぱりものすごいパワーがいります。一歩踏み出すのは、何回やっても「これ伝わるかな」「書きあがるかな」の不安と隣り合わせです。

「書きたい」が「書きあげたい」になり、物語の最後にピリオドを打てること。背中をとんと押してくれた、仮面おゆうぎ会、すごいなあ。そして、裸一貫でポケモンバトルに身を投じた作者の方々に拍手を。


るいすさん、どうもありがとう。

つくるって、たのしいね。
















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