『言葉の品格』
たくさん線をひいて、
何度も読み直したい、
いつも本棚に並べておきたい本になりました。
著者は冒頭で、
と、書いています。
「言葉は人を表す」と言うことがありますが、
本書を読んでいくと、言葉と行動ってつながっているんですね(やっぱりね)。
言動、って言いますもんね。
欠点とか失敗とか、ありますよ。
人間ですから。
でも相手の欠点を見つけた時、相手が失敗した時、どうしてそんなに攻撃するのかと思う場面や
相手の不手際だったとしても、指摘するときにどんな「言動」をとるかで、伝わり方が違うだろうになと思う場面があります。
敬意や誠意がないから、痛ましいです。
そうやって放った言葉が、いずれその人にくっついていくんだなと…
人からよく見てもらうためでもなく
声高に自分の意見だけを主張するのでもなく
自分の言葉が「誰かにとって一輪の花に」なれるようにと思います。
自分のことも
まわりのことも
激しく省みながらの読書でした。
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