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マリアージュ様への納税は3月15日より全国の書店で可能になると情報を得ました。(女王の化粧師、書籍化おめでとう!)

カクヨムにて絶賛連載中!
先日書籍化も発表された「女王の化粧師」を読んだので、感想と共に作品をご紹介します。
とてもボリュームのある作品なので、今回は序幕時点での感想となります。

作品情報

タイトル:女王の化粧師
著者:千花鶏様
作品URL:https://kakuyomu.jp/works/1177354054880220459
twitter: https://twitter.com/baroqueperle
作品の傾向:ファンタジー(非異世界トリップ)・主従・権謀術数

作品の概要

探しにいこう。本当のあなたを。――千花鶏

女王と王女を立て続けに失い、五人の候補者が次期女王の座を争う、芸妓の小国デルリゲイリア。王都の娼館で働く顔師の前に、女王候補のひとりに仕える男が現れる。

――ミズウィーリ家が一女、マリアージュの化粧師として、あなたを迎えたい。

マリアージュ。彼女こそ女王候補に選出されながら、最も玉座に「遠い」と侮られる娘。
男の名をヒース。ミズウィーリ家当主代行。有能な白皙の美貌の青年。
男が求めた顔師を、ダイ。弱冠十五の若年ながら腕利きとして最も望まれる化粧師。

これは、覇者の座を求めて足掻くものたち、それを傍観するもの、そしてその影にあった、ひとりの化粧師の物語。。

「出典:作品名/女王の化粧師 著者/千花鶏のhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054880220459 (2019年2月16日11時にアクセス)の概要より抜粋」

作品の感想……?

実はこの作品、なんと3月15日にビーズログ文庫より、書籍化することが決定しているのです。
http://bslogbunko.com/newbook/index.html#newbook03

そんな作品の感想を語るのは、おそらく野暮ではないか……と思い至りました。
また、熱いファンに支持を受けている女王の化粧師。その中でも、著者から公認の営業とまで言わしめた、青柳朔氏の Twitter をチェックしたほうが、より熱いレビューと押しポイントを知ることができる。
そして青柳朔氏もまた出版社より書籍をリリースされている作家さんです。作品の面白さは僕が保証します。一番好きな作品は猫系男子ですね)
そう、彼女のレビューを見たほうが何倍も素敵で有用であることは間違いないのです。

さあ、たっぷり読んでいってね!!!

……とはいえ、ここでは終われないですね。僕だって、押したい気持ちがある!
ということで、著者の千花鶏さんをご紹介したいと思います!!

女王の化粧師の著者・千花鶏さんのご紹介

千花鶏さんはBARROCOというWebサイトを所有しており、およそ14年以上活動されている作家さんです。
看板の作品は、HOST FAMILY!! と、裏切りの帝国という作品。
僕はハイファンタジーを書かれている印象が強いですが、現代物もとても面白い。長文書きさんです。
作品の特徴として上げるとするなら、主人公達は基本的にワーカホリック。働かないと生きていけない(喰っていけないとダブルミーニング感ある)人達がとても多く、主人公は表立って動く人でも裏方が好きな印象があります。
僕からみた著者の特徴を3つ上げるとするなら、命を削る系物書き・超人間が好き/嫌い・二択というキーワードですかね。

まず、命を削る系物書きというのは、長文書きなのにかなり削っている印象を持つほど、洗練された文章なんです。
おそらく、命を賭して書いていると思わせるほどなのですが、恐らく著者もワーカホリックなのでしょうね。健やかに生きて欲しい……。

次に、超人間が好き/嫌いというワード。著者は人間の機微を捉えるのがとても上手い。キャラクターの感情の振れ幅や、感情の動きを見逃さないところは作品作りに多大な影響を与えていると思います。
キャラクターが取るリアクションや感情の動きに齟齬がないんですよ。
恐らく、ファンタジーも現代物も両立した面白さを感じるのは、よく人間を見ているからかなと思いましたね。

最後に、二択。
著者は、キャラクターに無慈悲な二択を迫るんですが、ともかく選択させる。
それは、物語を動かすための装置として二択を置いているわけではなく、主人公以外のキャラクターにも常に選択させます。
例えるなら、キャラクターが二択を取り(おおよそどちらも不幸になりそうな)、「やっぱり不幸になった!どうしてくれるんだ」と著者に問いかけても、お前が選んだんだから仕方ねぇだろ(冷たい目)みたいな。
名誉の為に言っておきますが、著者はとても素敵な人です。あくまで例えです。

以上、僕が思っている著者の印象でした。
千花鶏さんの作品はどれも面白いですが、僕が好きな作品は「さやけくこひたもう」という現代物です。
いや、何読んでも面白いんですけどね。ずるいなー(very very 褒め言葉です)。

ちなみにラジオもやりました。

https://twitter.com/846n/status/1099298162957664256
https://www.youtube.com/watch?v=hih2UuIJbu4

千花鶏さんをお迎えしてyoutube Liveで生配信をしました。正直、めちゃくちゃ面白い放送になったと思っているので、お時間がある人は聞いてみてね。
ツイッターのコメントを拾っていたので、 #うぉんラジ生 を検索しながら聞くと面白さ倍増です。
ファンは必聴ですよ。

書籍化も決定している!

そうなんです。きたる、2019年3月15日にビーズログ文庫より女王の化粧師が発売されます。
是非、予約もしくは発売されたら早めにお迎え下さいね~!
書籍っちゅうのは初動が大事なんや!!!!!

予約はこちらからどうぞ。

作品情報

タイトル:書籍版 女王の化粧師
著者:千花鶏様
イラスト:起家一子様
作品URL:http://bslogbunko.com/newbook/index.html#newbook03
twitter: https://twitter.com/baroqueperle
作品の傾向:ファンタジー(非異世界トリップ)・主従・権謀術数


images : Photo by freestocks.org on Unsplash

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