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ボールパークに行かない?

とにかく素晴らしい球場だった。北海道北広島にある「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、総工費600億を超える今年オープンした日本ハムファイターズのホームグラウンド。間違いなく世界に誇れる素晴らしいボールパーク。夢がいっぱいつまっている。

天然芝のグラウンドはメンテナンスがとても大変だ。日の入り方も全て芝生が養生しやすいように計算されて造られている。球場にしては珍しくバックスクリーンがないのはそのためだ。ビジョンが左右にあり個性的。ビジョン内には情報が多すぎて、全体的にごちゃついてて知りたい情報が見えずらかったのは残念だけど、恐らくそのうち改善されると期待する。

すでに夏の高校野球の地区予選大会準決勝と決勝をやったみたいだけど、ここでプレイできたらテンションが最高に上がるに違いない。自分が野球やっていたら、何が何でもこのグランドに立ってプレイしたいと思うだろう。

大人となった今、何がすごいって私は野球好きだけど野球を見なくても充分楽しめる施設だということ。ホテルあり、サウナあり。よなよなエールが作っている地ビールが飲めるビアホールには、長い列ができていた。ビアホールから野球観戦なんて贅沢。さらに「7つ星横丁」には美味しそうなお店が立ち並び、大混雑。仲間とここにきて飲んで食べていたら、試合が終わっていたなんてことがありそうなぐらい、この横丁は魅力的な店が立ち並んでいる。もちろんグッズを販売する店舗も満員。メジャーリーグの商品を販売している店もあるようで、さすが大谷やダルビッシュがいた球団だけあり2人の存在感も感じる。

さらに、犬と野球を観戦できるペットシートもありいつも予約でいっぱいだとか。子供用のプレイグランド施設もあり、お子さん連れファミリーで週末楽しむにはもってこいの場所だ。子供は無料で入れるようなので、この世界一のボールパークに来る子供たちの中から、どんなプロ野球選手が生まれるのか今から楽しみだ。

しかしこのボールパークに関わっている方々、楽しいだろうな〜。様々な苦労や困難は想像できないぐらいあっただろうし、今も絶え間なく問題勃発だろうけど、こんなに夢のある仕事だと全ての苦労は吹っ飛びそうだ。日本経済が弱っている中とても前向き、かつワクワクする施設だった。建設にまつわる背景については「アンビシャス」という本に詳しく書かれているようなので、しっかり読み込んでみたいと思う。

何か自分の中で夢を抱いた時、目の前の課題に立ち向かい、準備をし諦めずに推進する原動力はどこから来るのだろうか。かくいう私もやりたいと思ったことに対しては、諦めが悪い方でしつこいと思われることは過去多々あった。どうせやっても無駄だからやめなよ、と周りの人から親切心?で言われたこともあった。周りからそんなネガティブとも言えるメッセージを受け取ると逆にやる気が出てくる変わったタイプ。親でも先生でも上司でも相手は誰であっても、自分の情熱が最重要で人生を送ってきたのだけど、なぜそんなにまで?とちょっと離れた冷静な自分が、自分を見て思うこともある。

なぜなんだろうと思うのだけど、実際にはよくわからないとしか言いようがない。自分が心からやりたい!と思ったことは理屈ではなく、それらをやるために自分の知恵と力を振り絞っていかないと自分のことが嫌いになりそうで嫌なんだな、と思う。基本的に自分の事は好きなので、好きな人間であり続けたいということなのかな。

自分の人生一度しかないし、その人生もいつ終わるかわからない。100年時代とはいえたかだか100年しか生きられないのであれば、自分のポテンシャルを最大限に引き出して、常に自分がやりたいことに真剣に取り組んでいられる状態を作り出したい。そうしたら、ガッツポーズして人生終えられると思っている。ボールパークでのワクワク気分を思い出しながら、そんなことを考えた。

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