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スポーツ庁より【ソーシャルインパクト賞】受賞

皆さんこんばんは。

浅川隼人です。

ご報告が遅くなってしまったのですが、先日スポーツ庁とスクラムスタジオ株式会社の運営する「SPORTS INNOVATION STUDIO(スポーツイノベーションスタジオ)」にて【スポーツインパクト賞】を受賞することになりました。

スポーツ庁のプレスリリースはこちらから

スポーツ庁の開催するプログラムでの現役アスリートの受賞は、初めてとのことで大変誇らしく嬉しく思います。

今回の受賞にあたり、改めて今行なっている活動などを知っていただけたらと思いこちらのnoteを書いています。

ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

受賞当日のコメントはこちらよりご覧ください。

初めに

まず初めにこの賞を受賞するにあたり、今まで活動を応援、伴走してくださっているパートナーの皆様、ファン、サポーターの皆様、チームや自治体の皆様に感謝いたします。

皆さんの応援がなければこのような賞をいただくことも、活動を継続させていただくこともできないので本当に感謝しています。

また今回の受賞をきっかけにより多くの方々に知っていただき、より一層多くの方々と一緒に歩めることを楽しみにしております。

引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

受賞にあたって

今回の受賞では、一次審査の書類選考、二次審査の3分間のショートピッチを行い受賞させていただきました。

鹿児島キャンプ中での一次審査の通過、二次審査のピッチコンテストであった為、現地で行うことも、オンラインで参加することもできず、大変ご迷惑もおかけしました。

初めてのピッチコンテストでもあったため、少し緊張もしましたが、なんとか自分の思いをお伝えさせていただき、このような賞を頂けて嬉しく思います。

その中で、現役アスリートの初受賞ということで、今後のアスリートが活動しやすい環境を作るため、スポーツの価値、力をさらに高めていく為、今後も活動していきたいと思います。

名の知られていない選手でも、活動をし続けたことでこのように表彰していただけたように、多くのアスリートが活動する再現性を高め、より身近で接点を持ち、「夢を追い続けられる環境」を創っていきたいと思います。

移動式こども食堂にて

Jリーガーではないから…
試合に出ていないから…
結果を出せていないから…

僕自身もそのような時期を経験しました。

もちろん選手である以上、結果は重要です。

しかしそれよりも
〝スポーツには、アスリートの皆さんには力があり夢〟があります。

ぜひアスリートの皆さん。
自分を信じ、夢を語り、夢を追ってください。

そうしたら必ず多くの皆さんが共に夢を追ってくれると思います。

僕はそんな皆さんを応援しています。
日本のため、スポーツ界のため、共に活動していけたらと思います。
共に歩めることを楽しみにしています。

移動式こども食堂にて

移動式子ども食堂

改めて今回受賞させていただいたのは奈良県全域で行なっている【移動式こども食堂】という活動です。

より詳しい内容はこちらをご覧ください。

2023年の夏から開催させていただいているこの活動は、2023年で全8回、ひとり親家庭を中心とした親子294名の皆さまと交流させていただきました。

奈良県を起点に活動している「認定NPO法人おてらおやつクラブ」様にご協力もいただきながら、8回とも奈良県の異なる地域で開催させていただき、多くのこどもたちに食と夢で人生を彩っていただけるよう活動してきました。

僕たちの想いはそこで出会ったこども達が、いつか大きくなった時にこの原体験を次の世代に〝夢のバトン〟としてを紡いでもらえるように、これからも活動をし続けます。

主な活動内容としては以下のような内容です。

・サッカーやスポーツで体や頭を動かすスポーツ交流。
・アスリートフードマイスターや管理栄養士のプロのシェフの作った食事。
・お絵描きやサインを書いたり交流。
・食の重要性や豆知識などの知識や意識を変える学びの場。

活動事例

このような持続的な活動ができているのも多くの皆様に支えていただいています。

パートナー企業の皆様。一緒にこども食堂を開催してくださる企業の皆様。個人の年間パートナーの皆様。奈良クラブのホームゲームでの出店。その他平日や休日のイベント出店。オンラインストアでの補食をご購入いただいている皆様。クラウドファンディングで応援いただいた皆様。

本当に多くの方の支えで成り立っています。本当にありがとうございます。

移動式こども食堂の仕組み

2024年の活動は来週より再開し、今年からは奈良クラブで活躍する「森田凜選手」に受け継ぎ、僕自身は今まで以上に多くの方々を繋げ、この活動を支えていきたいと思います。

引き続き応援のほどよろしくお願いします。

少額から応援出来る応援チケットや年間応援、手軽に栄養補給のできる補食も販売していますので、こちらの公式ラインもぜひご覧ください。

現状と変化

何度かご紹介をさせていただいているのですが、日本では7人に1人のこども達が貧困であると言われています。

奈良県になると更に割合は高く、6人に1人だと言われています。

奈良県の現状

実際に活動させていただく中で、夏休みは給食がないから大変だとお話をしていた家庭、一度もスポーツ観戦をしたことのないこども達、近くにこども食堂のない地域、多くのことを目にしてきました。

もちろん奈良クラブも浅川隼人も知らないこども達も多くいました。

自分の力のなさに悩むことも多くありました。

しかしこども達と触れ合い、もらうお手紙や親御さんからの言葉に励まされ、パワーをもらい、この活動やアスリートとして信じてやり続けられることができました。

特に嫌いだった野菜を食べれるようになったり、家での会話が増え、明るくなったこども達、時にはお父さんのように〝肩車やたかいたかい〟をしてくれて本当に喜んでいたなどの言葉を親御さんからいただけたことは、これ以上ない喜びでした。

サッカーを始めたい。奈良クラブの応援に行ってみたいと言っていたこども達もいて、スポーツの力も実感することができました。

こども達の変化

移動式こども食堂の今後

今年から選手としての活動の場が松本になり、直接顔を出す頻度が少なくなってしまいました。

元々この活動は奈良県でずっと活動し続ける予定で行なっていたので、特に大きな変化はないのですが、移籍をしたことで心配をおかけしていたかと思います。

今後も奈良県で活動をし続けるのでご安心ください。

そういった中で直接顔を出せない中で僕自身ができることそれは

「人と地域を繋ぐこと」

だと思っています。

移動式こども食堂in三郷

僕自身今まで千葉で生まれ、横浜、熊本、奈良、松本と渡り歩いてきました。

その中で出会った多くの方々、今後も出会いであろう方々と共にこの活動を更に広げていけたらと思っています。

皆さんの魅力はもちろん、多くの農作物の魅力も知ることができました。

各地の最高の食材を皆さんにお届けすること(現在も熊本の紅はるかを使った補食や奈良県の野菜を使った補食を販売中)はもちろん。コロナ禍でなかなかできなかったこども達も巻き込んだ活動も行いたいなと考えています。

食というのは摂るだけでなく、触れることも重要だと考えています。

だからこそ農業体験などを通じて、農作物に触れ、食べ物の大切さ、手で触れた時の変化、心情の変化や学びなど行なっていきたいと思っています。

熊本の生姜掘り体験

そこで採れた食材、農家さん達との連携。(規格外野菜など)
企業さんとのパートナー締結、皆さんに食材を届けること。

このような繋がりを創り、地域の食材を全国へ。
皆様との繋がりを奈良のこども達へ紡いでいきたいと思います。

今まで移籍をしてきたこの地を繋ぐことは僕にしかできません。

今年も浅川隼人らしく皆様の一番近くに居続けられたらと思います。

共に

「夢を追い、支え、創る。」

夢や食で人生の彩りを持っていただけるように活動していきます。

皆さんと共に歩めることを楽しみにしています。

浅川隼人

これからも皆さんの一番近くに

chabudaiホームページはこちら

移動式こども食堂応援、補食販売の公式ラインはこちら


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