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《育児日記》1歳半健診

一歳半健診が終わった。市からの案内がきたときから緊張していたので一安心している。

これまでの定期健診と違い、身体的な検査だけでなく発達の検査がある。

私が緊張していたのは、それがうまくいくかではなく、「検査項目が多いので時間がかかること」「保健師さんや助産師さんと対面することになるので息子がめちゃくちゃ泣くだろうということ」そして

運転大丈夫かな

だった。

というか、運転が1番心配だった。
会場は駅から遠く、自宅からだと電車とバスを乗り継がねばならない大変不便な場所にある。公共交通機関でお越しくださいと案内があったが、そうすると待ち時間も含めて1時間前に家を出ないといけない。
健診は13時からで、いつもの朝寝と昼食の時間も調整して…と考えると、「無理無理無理〜〜」と全私が首を横に振り、秒で諦め、車で行くことにした。

が、わたしは運転が苦手なのだ。特に駐車。最近は夫が車通勤じゃなくなったので、日中にしょっちゅう運転して練習しているが、どうしても駐車は苦手で両脇に車が停まっているところには停められない。
しかも健診会場は道も狭く、駐車場は数台しか停められず、臨時駐車場がその日使えるのかどうかよくわからなかった。

不安を抱えながら前日に下見に行き(勿論車で)、最悪の場合、近くの役所の駐車場に停められそうだと分かって、安心して当日を迎えた。

さて、当日。いつもより朝寝を早く切り上げ、昼食をどうにか食べた。息子はさくっと起きてくれたが、前夜の夜泣きにより私のほうが眠たかった。
ハラハラしながら早めに家を出ることができ、息子もスムーズに車に乗ってくれた。これはここ数日めちゃくちゃ車に乗ってる成果であり、息子お気に入りのミッフィちゃんのクッション(チャイルドシートで寝てしまった時用のもの)があったおかげだ。


スッと出発できただけでまずひとつ難関クリア。
さて会場付近に着いたものの、臨時駐車場は開いていなかった。いま開けないでいつ開けるんだ。
会場敷地内の駐車場はなんとガードがつけられており、まあどのみち満車だったのだけど、多分スタッフだけが使えるようにしてあった。
ヒィっとべそをかきながら、少し離れた駐車場を目指していると、なんと途中でその会場の来客用駐車場があるではないですか。
あるんかい。
いや、私のリサーチ不足なんだろうけど。やったやったー。
しかも前向き駐車を推奨してくれている。ありがたや。
後続車が来たのでちょっと焦ってしまい、雑な停め方になってしまったけど、これで最大の難関クリアだ!
(後続車が来ると焦ってしまうのは本当に運転向いていないと思う。こないだ自宅の真横まできて、あとは曲がるだけというところで後続車に焦ってしまいガードレールに擦ってしまった。とほほ。)

1,000字以上書いてるのに息子の健診内容について全く書いていない。そういうの読みたかった方、すみません、お待たせしました。

今回健診で相談しようと思っていたのは、主に彼の癇癪についてだった。
生まれた時から感情が激しいほうだったが、イヤイヤ期に入り案の定過激になり、こっちこそイヤイヤなのだ。

いまだに警戒心MAXで、意気揚々と散歩していても、人とすれ違うたび私にしがみついてくる息子。
受付の段階で泣き叫び、出口を指差していた。帰りたいのだ。まだ書類をスタッフさんに渡しただけだぞ。

検査の全項目、もれなく泣いていた。
周りの子を見ると、息子のように暴れ泣き叫ぶ派と、全然平気でひょこひょこ歩き回ったり、なんなら1人で廊下に出ちゃったりする派がいて、同い年とは思えなかった。園に通ってるかどうかの差もあるのでは、と母が言っていて納得した。

我が息子、助産師さんとの面談では途中から泣き止んだものの、指差しの検査はかなり時間がかかった。普段は指差しで全ての意思を伝えているくらい何でも指差すし物の理解も進んでいると思っていたが、助産師さんを警戒して鼻が進まない。
助産師さんが諦めかけたとき(私が先に諦めていた、すまん)、ふと積み木で遊び始め、そのうち指差しをして、無事終わった。
助産師さんとの話の中で、発語がまだ無いことによる癇癪について心理士さんとの面談を勧められ、受けることに。
同じく歯磨き指導も勧められた。

身体測定、小児科の診察、歯科検診など異常なく。
歯科検診では虫歯が無くて安心した。歯磨きを嫌がるからだ。
歯医者さんのアドバイスに心癒されていたら、横から歯科助手さんがまた違う意見をとくとくとお話というかお説教され、ちょっぴりいらいらしちゃったりした。いろんな意見を言われると困る。合わせんかい。歯医者さんも閉口していた。そもそももう終わるタイミングだったではないか。

ちょっと愚痴るけどその歯科助手さんに、アンケートを見ながら「あんまりこういった砂糖の入ったものは控えて〜」と何度か言われたのだが、
おやつはヨーグルト、おせんべい、バナナ、芋が中心で、アンケートにもそのように書いていた。クッキーやチョコ、アイスなどの項目には丸もつけていなかった。
最初は聞き流していたが2度目か3度目のときに「おやつはこういう感じですが、あ、お煎餅もよくないってことですか?」ときいてみると
「何なら虫歯にならないって食べ物はありません〜笑」
と言われて喧嘩しそうになったのでさりげなく身支度をして去った。
役所が絡んで派遣されている方にはこういう話がよくわからない方が必ずいて、だから検診とか憂鬱なのだ。

そこから心理士さんとの面談。
個室に入り、息子は大泣きしていたが途中から横にいた保健師さんがうまく遊んでくださって、奇跡のように仲良く遊んでいた。感動した。おもちゃを「どうぞ」したりして褒められていた。
面談で言われたことは以下のような感じ。

・言葉がまだ使えないので、噛んだり、怒ったり、ものを投げたりする。痛い行為は「代わりにこれ噛んで」というように、別の行動を促してみたりするとよいかも。

・癇癪は起こさせてよい。
我慢したり切り替えたりするのは4歳頃にやっとできるようになるが、いまその練習が始まっているとき。
あんまりこちらからどうこう声をかけたりすると、余計にワーッとなるので、安全な場所にいさせて、「あっちにいるからね〜」とかって言いながらそっと離れてよい。
お母さんが楽なように、と何度も言われた。

・(元から感情が激しいのかと聞かれ)感情豊かな子は人の気持ちもわかる子になる。

・(要望がわからないことについて)わからないもんです。

・首をブンブン横に振る癖があり、相談したが心配要らないとのこと。楽しいとかの感情表現だろう。子どもも自分にリスクがかかるようなことはしないそうだ。縦にブンブンは心配らしい。

保健師さんとの面談は離乳についての話。
今週末断乳なのだ。意志を強く持ってがんばれとのこと。

歯磨き指導は正直あまり参考にならなかった。膝に寝てもらうこと前提だったからだ。寝ないしジッとしない。
鼻の下を触ると口が緩む、という話はありがたかった。


全部で2時間かかった。長かった。
帰りの車は寝ていた。しばらくドライブして、ショッピングモールのスタバに寄って、ジュースとノンカフェインでお茶して帰った。
ショッピングモールでは横に別の車が停車しているところにすんなり駐車できて嬉しかった。

健診もだけど文章も大変長くなってしまった。わたしの運転の話要らなかったな。でも最大の難関だったからさ。
この日は一度も夜泣きせず、ぐっすり寝てくれました。
わたしも息子もこの日でまたきっとぐいぐい成長した。

明日で断乳だ。どんな変化があるだろうか。

人生2度目のスタバ。一丁前だ
うめちゃんはどこでしょう。
朝起きたら変なとこですっ転がっていた。

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