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心は、十人十色。一括りにすることは出来ない。みんな違ってみんな良い。

高校、大学からの友達から6月くらいに妊娠して安定期に入ったと連絡をもらっていた。

今日、その子から『無事19日に男の子が産まれました』とLINEがあって、まだ未読にしてある。笑

未読にしてる理由としては、
1)昼休み中だったのでゆっくり返信出来ない
2)気持ちよく受け止めるのに時間がかかる(心からおめでとうと伝えたいから)
3)何て返したらいいか分からない(自分のことも言うべき?)

以上、3点。笑
めちゃくちゃ嬉しい気持ちと、めちゃくちゃ切ない気持ちと板挟みです。もちろん、予定日は事前に聞いていたからそろそろかなーとは思ってた。だから、突然の出産報告より全然マシ!!!!笑

その子の事を思うと本当に良かったと思っている。これは本当、うん、本当に。笑 学生の頃からなかなかクセのある子で、すごく真面目で、素直だけど、周りから勘違いされやすく、いろいろな星を持っていたように思う。(自分と比べると)
その子のパーソナリティは、心を開いてる人にしかわからん良さというか…仲の良いわたしからしたら、他人が恐る恐る接してる感じがその子には見え見えで、逆に、他人からしたらその子の愛想笑いが見え見えで、お互い誤解してるなーて感じだった。
その子の誤解を解きたくて、大きなお世話かもしれないけど、 何度か輪の中に巻き込んだこともある。笑
でも、やっぱり最終的には居心地悪そうで、2人だけの関係にしかならなかった。彼女は、わたしの事を変わらず大切に思ってくれていて、わたしも彼女が大好きだった。(ん?今も変わらず大好きです)だからといって、四六時中一緒にいたりもせず、何でも報告し合うとかそういうのもない。わたしにとってはとても付き合いやすい友達の1人で、特別な存在である。

彼女の結婚式では、司会者が不意打ちにわたしにコメントを求めてマイクを渡してきたので、ここぞとばかりに思い出を踏まえたコメントをしたら、自分がボロ泣きした。笑
新婦より先に泣いてしまうなんて反省…と思いつつ、他の結婚式ではなかった込み上げてくる感動があったことが嬉しかった。(両親に感情移入して泣いたことはあるけど)

お母さん1人親だし、三兄弟の長女だし苦労もいっぱいあったと思う。歳の離れた弟と妹だからすごい可愛がっていて、先に結婚して子どももいるから、羨ましかっただろうなって思う。
それでも、30くらいまでは仕事も安定していて、仲の良い先輩と遊ぶ毎日も楽しそうだった。

29の時に婚活し始めたみたいで、たまたま同じタイミングで彼氏が出来た。高校の時から彼氏出来るタイミングが本当に一緒で、そういうところも共鳴してたんだと思う。

それから2年後『結婚することになったよー!』と彼女が連絡してくれたことで、呑気なわたしのスイッチが入り、今の旦那さんに将来についてどう考えてるか聞いた。笑 (その時はあんまり具体的な回答はもらえなかったけど笑)

彼女から妊娠報告を受けたとき、わたしは妊活を始めたばかりの時だった。多くの妊活情報は彼女からの受け売りだった。結婚したのが半年後くらいだったから、出産も半年後くらいかなー♫なんて思ってたこともあった。

現実は、違ったけど。

1年は妊活を休むと、自分で沢山考えて考えて決めたことだからこれがわたしの正解なんだと自覚している。
が、やっぱり全力で『いいなーーーーー』と喚き散らしたくもなる。笑 自分には、もしかしたら一生叶わないことかもしれないと不安な気持ちがより一層、その羨ましさを加速させる。わたしも子どもが欲しい。絶対今欲しいとは思っていないけど、先延ばしにしてプラスになることはない。だから、わたしの場合、今“のうちに”ほしい、のだと思う。

【今ほしい】のと【今のうちにほしい】。何が違うかはうまく説明出来ないけど、わたしは後者である。
彼女はきっと前者であったに違いない。どっちがどうってこともないけど、なんとなく違いを明確にすることで、『自分とは違うんだから、当たり前だよね』と思いたいだけ。笑 比べちゃいけない、比べる対象じゃないと思いたいだけなんだと思う。

わたしの歩む道に、親になるというステップはやってくるのだろうか、、、子どもを溺愛する旦那さんや両親の姿をみることはあるのだろうか、、、我が子とヘラヘラ笑い合う瞬間は用意されているのだろうか、、、そんなことを悶々と考えてしまうことももう慣れっこだ。

諦めなければ、努力すれば、本当に願いは叶うのか?
今の自分では分かるわけがない。誰にも分かるわけない。

ただ、ただ目の前のことを毎日頑張るだけ。
ただ、ただ今現在を生きるだけなんだよね。

ーーーーーーーうん。整った!笑

振り返ってみると、やっぱり大切な友達であることは明確である。人一倍陰ながら努力してるだろうし、周りの人に気を遣ってる彼女のことだから、今回の報告もわたしだからしてくれたんだと思える。

心から『おめでとう、お疲れ様』と伝えよう。

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