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読書感想文16

こんばんは、Miraです!本、読んだので感想書きます~~~。

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『つばさのおくりもの』小川糸さんです。今日も今日とて小川糸さん♡全制覇が目標です。次はライオンのおやつ絶対に読むんだ~!(文庫本でないのかな、、、。)

絵本に入るのかな?でも絵が何カ所かにしかなかったから小説と捉えよう。すぐに読み終えることができるのでぜひ手に取っていただきたいです。

一匹の鳥が成長する姿が書かれています。その鳥ちゃんの周囲の環境と時間の流れについて考えさせられました。

年を重ねているのはたくさんの経験をしている証拠

初っぱなから深いです。いやもう全体が深いです。それぞれで見方が変ってくるから一人の人間の感想です。

私は最初に年老いた鳥と出会った場面は、自分より長く生きた人から話を聞いてその怖さを知ること。原爆の日、終戦の日が8月にはあるからかなぁ。戦争を生き抜いた年老いた鳥との出会いは小鳥ちゃんの大きな変化でした。私は戦争も、大きな災害も経験したことがありません。ありがたいことであると同時に、それらがいつ起きてもわからない現代であることも忘れてはいけないと思う。戦争の怖さを伝えられる人がどんどん減少していっている。戦争がない世の中にするには私含む若者が目をそらさず歴史と向き合っていくべきです。

そして、最後の木。木には樹林があって、な~~んでも昔のことを知っている。だけど人間は新しいモノに執着し、まだ使えるのに新しい家を建てたりする。根っこから切るわけではないけど、緑がなくなるのは嫌だなぁ。そして、人間はもちろん、鳥にも、木にも、み~んな命があることを忘れてはならない。言語は違うけれど本当に鳥も鳥の世界で話しているに違いない。(この本を読み終えた後、犬に話しかけました(笑)ちゃんと反応はしてくれるけど、犬語を理解できない私、、、。ごめんね、、、。)

老いた鳥と長生きの木。それらは小鳥ちゃんにとって大先輩だ。私にも家族じゃなくて、気楽に話せる人生の大先輩がほしいです。

ほんとに短いのでぜひみなさんも!最後まで読んでいただきありがとうございました☺

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