見出し画像

読書感想文18

こんにちは、Miraです!暑い…。熱中症にはお気をつけくださいませ(*_*)

さて、なかなか読めていなかった本も読み終わりました〜!

画像1

今日の本は『ライオンのおやつ』小川糸さんの本です!

他にも本読んでいたのですが、本屋さんのポイントの期限が近くてずっと気になっていたこの本を購入し2日で読み終えてしまいました(笑)

もうただただ涙がでるわでる。そして死に対する価値観が変わった。今を生きている生の人生を謳歌しようと思った。3つの感想を述べよう。

①お腹すく

流石小川糸さんっす...。毎回おいしそうなご飯が登場する。おかゆもシンプルな料理で普段なら食べないけれど、この本を読んだらホントに食べたくなる。タイで食べたおかゆみたいな料理食べたいな、朝に食べるやつ。何だっけ、忘れた、、、。旅行行きたい、、、。(話それる)

そして何よりおやつ。死ぬ前に何食べたいかなぁ、思い出のおやつって何かなって考えながら読みました。いっぱい食べてるなぁおやつ。まだ出会えていないのかもしれないからこれからゆっくり見つけようと思う。

ご飯やおやつだけでなく、食事をしているシーンの言葉はとっても心に響いた。

ご飯を食べている時ぐらいは笑わなくちゃ。

お菓子は悪いモノなんかじゃない、人生のご褒美だよ。

毎度毎度小川糸さんの本を読んで食べられることに対して当たり前じゃないこと、感謝しなければならないことを再度思い知らされます。食べてるときって本当に幸せで、家族が集まる大事な時間。食があるからそのような時間が設けることができている。調理された料理はたくさんの手が加わっている。命をいただいている。あぁ、ちゃんといただきます、ごちそうさまって言おう。直接ではないけれど感謝してゆっくり食事をして味わって食べよう。それがきっと生産者が求めていることなのではないだろうか。

そしておやつ。ダイエットするけれど、ちょっとしたご褒美で楽しもうよ。甘い物が大好きなのに我慢してストレスためるより、ちょっとのご褒美で満足したほうが自分にもいいよね。ほどほどに甘い物も楽しみます。

②死

流石小川糸さんっす...(2回目)。死に対する言葉の表現が素敵。

”死ぬ”ってただただ辛いことで、周りの人を悲しませちゃうことで、マイナスのイメージしかなかった。そして何より、まだ20歳の自分にとっては死とはほど遠い関係だと思っているしそうでありたい。

死と生は一つの扉を挟んでいる。

そんなことが書いてあった。自分の身に起こるたった一度の生と死。この世に生まれてきたけれど、生まれたときのことなんか覚えてない。だから死ぬ時も重い重い扉も少しずつ気づかずに開いていくのかな。まだ私は死なないよ。だから読んでる時に死について考えることが少し億劫になったりした。けどいつ死がくるのかはわからない。その瞬間に後悔しないように今を生きよう。

③犬

この本、わんちゃんがでてくるんですよ~!犬好きには読んでほしい...。

犬って本当に賢いと思う。小川糸さんはこの本を書くときゆりねちゃんを見ながら、お話ししながら書いたんだろうなぁと想像できました。(笑)

人間と同じ言葉を話さないけれど、犬は人間の言葉がわかるし、伝えたいことを犬自身で伝えようと努力している姿が見られます。そんな犬も人間の死と向き合っているところが書かれていました。

まとめ

読み始めたときは、まだ私死なへんし死に近い年齢ちゃうからそんな感情移入せんやろ!と思っていましたが、死はいつきたっておかしくない。そして死は私だけの問題じゃない。他の人間にも死がある。今のご時世、会いたい人に会いにくいけれど、何か手段と対策を取って少しでもお話できる環境を自ら作っていきたい。

小川糸さんの本を読むたびにもっと小川糸さんの本が読みたい!と思います。次はどの本を読もうかなぁ。今回の本の帯についていた本屋大賞の1位を読んでみたいなぁ!

最後までよんでくださりありがとうございました!!☺


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?