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【第38回】「笑いのクリエイティビティ!」

第一線で活躍しているクリエイターをゲストに迎え、クリエイティブのヒントを探るトークセミナーシリーズ「CREATORS FILE」。


第38回 クリエイティブナイト
ゲスト:おぐ氏(ロビンフット)

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今回は、TBSが主催する『キングオブコント2018』のファイナリストであるお笑いコンビ「ロビンフット」のおぐ氏を迎えて「笑いのクリエイティビティ!」をテーマにトークを繰り広げます。
第1部ではお笑いステージを開催し、本レポートは第2部のトークセミナーで、ピン芸人としても活躍するおぐ氏の、普段は聞けないお笑い芸人の思考を、クリエイティブナイトならではの視点で紐解きます。

芸人はクリエイター


西澤:今日は『キングオブコント2018』のファイナリストである、ロビンフットのおぐさんをお迎えしています。彼は実は、僕の高校時代の同級生で、「こんなおもしろいヤツが、なぜ世に出てこないのか」とずっと思っていたら、ここ最近は『R-1グランプリ』や『キングオブコント』などで大活躍。NHKの朝ドラ『まんぷく』や人気番組『笑点』にも出演しました。今日は僕もめいっぱい笑いに来ました。おぐさん、よろしくお願いします。

おぐ:よろしくお願いします。

西澤:まずは乾杯しましょうか。乾杯!

(会場 乾杯)

おぐ:ふぁ~。ネタやるの、緊張した!(乾杯前、第1部ではネタを披露していた)

西澤:僕もなぜか緊張したわ。こんな場所でコントするって、なかなかないでしょ?

おぐ:たまに区役所や公民館でネタを披露することがありますが、それ以来でしたね。楽しかったです。

西澤:それはよかった。さてさて、いつもは社内の勉強会も兼ねてデザイナーの方に来ていただくのですが、今日は……。

おぐ:お笑い芸人です。ある意味クリエイターです。

西澤:第2部では、僕からおぐさんに質問を投げかけます。会場からも質問を募りますので、この貴重な機会にぜひいろいろと疑問をぶつけてみてください。ところでおぐさんは、高校時代からコントを披露していましたよね。なぜお笑いをやろうと思ったのでしょうか。

おぐ:みんなの前でやってたのは、実は中学生のころからなんです。高校では同級生と「ちゃわんむし」というコンビを組んでいました。野球部だったので、部活の仲間の前では特によくネタを披露していましたね。文化祭にも出ました。

西澤:そう。前にゲストでお招きした建築家の大野力さん(株式会社シナト)も実は高校の同級生で、大野さんと僕は文化祭ではブレイクダンス部隊だったんですよ。昔は踊れたんですから!(笑)

(会場 爆笑)

西澤:おぐさんのネタは完全にオリジナルなの?

おぐ:はい。部活が終わってから集まってつくってましたね。

西澤:進学校だったから、3年生になったらみんな受験勉強で必死なのに、ずっとお笑いやってたでしょ。

おぐ:親の希望でなんとか大学には進学したのですが、ゴールデンウィークごろには辞めてしまって……。

西澤:早すぎるやろ!

おぐ:大学と並行して「NSC」という吉本のお笑いの学校にも通っていて、そちらのほうが楽しくなってしまったんです。

西澤:その時もまだ「ちゃわんむし」のコンビ名で活動してたんですか。

おぐ:そうそう。当時の相方も一緒に通ってました。でも、僕は大学を辞めたのに、相方はずっと大学に行っていて……。案の定、大学4年生になったら「俺、就職しようと思ってる」と言われて……。

西澤:あらら。そこからはどうしたんですか。

おぐ:当時、今の相方のマー坊が東京のナベプロ(ワタナベエンターテインメント)に所属していて、ネプチューンの原田泰造さんの運転手だったんです。それで「解散したんなら一緒にやらない?」と誘ってもらって、2000年ごろ東京に出てきました。ネプチューンさんは超多忙な時期だったので「おれらも簡単に売れそうやな」と思って、ノコノコやってきたわけです(笑)

西澤:ほう。

おぐ:すぐ売れると思ってたから、ネタも披露せず、飲んだり遊んだりしていました。

西澤:あかんやん(笑)。

おぐ:遊びすぎで、4年くらいでナベプロをクビになり、今も所属しているソニーミュージックアーティスツという事務所に拾っていただきました。同じ事務所にはハリウッドザコシショウ、コウメ太夫、バイきんぐがいます。

西澤:基本、みんな同じ系統やん(笑)。

おぐ:ハゲか裸ですね(笑)。行くとこないヤツらが集まったんです。

(会場 爆笑)


\ 引き続き、おぐさんの笑いに迫ります /
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