見出し画像

【最終回】小学生の息子2人の夏休みを利用して、男3人でインド旅行に行った話_13(レー後編)

あ前回は、パンゴンツォに向けて旅行代理店をめぐったけれど、結局、個人でタクシーを予約した話をnoteしました。今回はパンゴンツォ2泊3日の旅行について。

一日目はヌブラ渓谷に向けての旅。また5000mを超える峠があるので、高山病対策をしっかりと行って向かいました。

長男の高山病も落ち着いた19日からヌブラ渓谷に向けて出発した。ヌブラ渓谷はレーに来るまで知らなかったのですが、とにかく「風光明媚な場所だ!!絶対行った方がいい」と。旅行代理店が推してくる場所でした。

とりあえず5400m位あるカルドゥンラ峠を越えるので高山病対策をしっかりと行い向かいました。長男は少しビビってましたが、行くしかないので腹をくくってもらいました(笑)

一日目の道中は以下のハイライトがあった。

・カルドゥンラ峠
とりあえず標高が高すぎて、わたしも頭が痛く、深呼吸しないと呼吸が苦しい。。。なぜか次男はピンピンしているが長男はすぐにグロッキーー。

呼吸も苦しいけれど、太陽光も強くて目があけづらい場所でした

・ディスキット村
チベット仏教のお寺と大きな大仏がある。ここも標高が高い上に、随所で階段を登るのですぐに息がきれる。。。。ハァハァ言いながら、参拝をしました。振舞われた、バターチャイを初めて飲みましたが、普通のチャイの方が美味しいと3人の感想。

マニ車を回す刈り上げ兄弟。

・フンダル村
宿泊地でリバーサイドの村。変に観光地化されていて、広場にラクダがいる。。

ラクダは可愛いのですが、こんなところにいるのは不自然でした。

確かに景色は息を飲むようなものが多く、素晴らしかったが息子達は休憩地にあったゴーカートに興奮して2、3日ゴーカートが楽しかったと話していました(苦笑)

※ディスキット村とフンダル村あたりを総称してヌブラ渓谷というようです

わざわざインドでゴーカートに乗る必要はないのですが、これが一番楽しかったとの事。スピード勝負は兄貴(赤い車両)の勝利でした。

最終目的地パンゴンツォは息をのむような美しさでした。

翌日は、パンゴンツォに向けて朝から移動を行いました。特に大きなトラブルもなく、湖に着き宿を決め3人で湖で遊んでました。

最初は水切りしていたけど、最後の方は岩投げに種目が変更されてました(笑)
映画「きっと、うまくいく」のジャケットのポーズ。

携帯も圏外で湖しかない場所だからこそ、心落ち着けてゆっくりと過ごすことができました。翌日パンゴンツォ2泊3日の旅行から帰った後は、帰国に向けて徒歩圏内の観光と、お土産を買って過ごしました。

今回の旅行でインドの行きたい場所/やりたい事はほとんど行えましたが、唯一できなかったことがありました。

今回のインド旅行で唯一できなかった事が、バイク旅行でした。

インドでは1台のバイクに平気で5人くらい乗っているのでいちど、レンタルバイク屋が連なる町で3人で行けるかな?と相談しました。

飛び込んだ一店舗目で「ノープロブレムだ!子どもが小さいから大丈夫だ!ポリスなんか全然大丈夫だ」と想定通りの返事がきました(笑)

しかし、なんか怪しい。ちょいと違和感を感じる。こういう時は、絶対進まない方が良い。

その後、何店舗か聞いてみたが全部「ノーだ!それは危ない。止めとけ」と言われました。言うまでもないが、日本人の危機管理意識の100分の1程度のインド人に危ないと言われたら、絶対止めたほうがよい。
 

この時長男が「僕が免許取るよ!そしたらインド1周バイク旅をしよう!」と自然に言ってくれました!最短で4年後。わたしはまだ46歳。インド1周位なら行けそうだ!


他にも息子としたいことがいくつかある。信頼関係の醸成と気力体力の維持を怠らないようにしなくては!

※写真は5年前。移住前の千葉の家で売却前にバイクにまたがる息子ふたり。

親子3人のインド旅行を長らくお読みいただき、ありがとうございました!!2016年に「子どもが父と遊んでくれる期間は短い」という事実に気づかされ、あしかけ7年かけてのインド旅行を達成できました。
しかもこれで終わるのではなく、長男が高校生になった時までタイムリミットが延長できそう!父と息子たちの旅行は続くかもです(笑)

※このnoteは2023年8月19日~25日の出来事を記載しています。

■この旅のきっかけはこちら↓↓

■この旅のダイジェストはこちら↓↓

■離島×移住関連のnoteはコチラ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?