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【イベントレポート#11】2024.3.17(日) 令和5年度8サポmeetsコミュニティ活動報告会イベント〜前編〜

 2023.10.21(土)に開催されたキックオフイベント以降、3つの起業コミュニティの活動が開催され、その様子は、このnote(公式オウンドメディア)にて、レポートしてきました。

 今回は、約半年間の集大成として、令和5年度の最後のイベント・コミュニティ活動として、報告会イベントが開催されましたので前編・後編に分けて報告します!
 
記事:福井靖恵
編集:野田賀一


1.開会挨拶

 野田コミュニティマネージャーより、8 サポmeetsの概要紹介が行われました。
 今回の活動報告会&プレゼン会の目的は3つ。

 ①挑戦者と応援者の出会いを創出する
 ②8サポmeetsとは?理解を深めてもらう
 ③八戸圏域の ”未来の当たり前” に出会う

 この活動を通じて、街がもっと活気に溢れて、面白くなるための一助になればという想いで運営メンバーはこの日のためにコミュニティ活動をしてきました。
 今回はゲストコメンテーター3名と熊谷市長にも出席いただき、愛のあるフィードバックやコメントをいただく形で進めていきます。

2.コミュニティ活動報告&プレゼン発表

 それぞれ、学生起業チャレンジ・スモールビジネス・新ビジネス創出の3つの各コミュニティマネージャーが、約半年間の活動報告と新年度のスケジュール発表を行いました。
 8サポmeetsはゼロからの立ち上げで試行錯誤しながらでしたが、半年の活動の中で生まれたコミュニティやプロジェクトはユニークで熱量がこもったものが多く、ぜひそれを皆さんに聞いていただきたいということでプレゼン会の時間も設けました。
 プレゼン会では、コミュニティメンバーを代表する9組が、3分間でビジネスプランのプレゼンを実施し、ゲストコメンテーターより質疑応答やコメントをいただきました。

それでは、ここからはコミュニティメンバーの発表についてレポートしていきます!


 【学生起業チャレンジコミュニティ】

 地元八戸の高校生・大学生によるビジネスプランは4組が発表しました。
3月7日の選考会で発表した8組から、メンバー同士の投票で選抜された4組のテーマは、
 ・地域に根付く南部弁の普及
 ・学生の私たちがあったらいいなと思う場所づくり
 ・本の送り合いや交換が拓く地域交流の可能性
 ・外国料理で発展途上国を救うプロジェクト

 郷土愛や人と人との交流、場づくりといった切り口で、学生ならでは想いや熱量を込めての発表は素晴らしく堂々たる発表でした。
 聴衆側も思わず自分たちの学生時代を振り返りながら聴き入っていたように感じます。

南部弁を知らないなんていだわしねえ。南部弁活用チーム

 南部弁活用チームは、別のプロジェクトで「全国高校生マイプロジェクトアワード」にも参加し、青森県サミットでプレゼンをして、社会人メンターからのフィードバックももらうなど積極的に活動をしてきました。
 イベントも開催した結果も踏まえて、大人たちは関心が高い割に若者への訴求が課題ということも分かりました。
 次のアクションも、下記の通りに設定して活動を進めていきます。
 ・外国人に向けた南部弁教室の開催
 ・若者が興味関心をもつような取り組み
 ・なぜ大人は方言に興味や関心が高いのかを調査する

学生の私たちがあったらいいなと思う場所づくり。SSSチーム

SSSプロジェクトチームは、
学生(Student)、源(Source)、場所(Square)の頭文字がプロジェクト名の由来とのこと。
 集中して勉強出来る場所、中心街で遊べる場所、他校の学生が交流出来る場所を作って、
「学生の居場所を作りたい!」
 「学生の可能性を広げたい!」
という想いから活動を立ち上げたチームです。
 学生たちの想いは参加した市民の方々にも届いたのではないかと思います。既存の場所を利用させてもらうということで実現可能性を模索していきたいということでした。

本の送り合いや交換が拓く地域交流の可能性。思ひ出書店チーム

 思ひ出書店チームは、
「地域住民の交流を生み出す新たな形の地域活性プロジェクト」と題して、本の交換に着目したプロジェクトです。
 本を送り合う際に、しおりにコメントを書いて贈り手の想いやメッセージなども一緒に届けるということで、普段は知り合うことのない、経営者と高校生を対象とした所から着手していきたいというアクションプランでした。
 協力のお願いとして、下記の2点を会場の参加者に訴えかけていました。
 ・プロジェクトの実行場所
 ・はじまりの本の提供者を募りたい

外国料理で発展途上国を救いたい!ハチノヘハウスチーム

 ハチノヘハウスチームは、
活動を構想した際に、ソーシャルビジネス(社会課題とビジネスを両立させたビジネスモデル)で有名なマザーハウス社の存在を知り、リスペクトを込めてチーム名の由来にしたとのこと。
 発展途上国の支援の手間にある、日本以外の国文化を理解するという国際理解に着目したプロジェクトを考えました。
 八戸の特徴である横丁を舞台として、外国料理だけの横丁を作ることで国際理解を深める機会を生み出したいということでした。なかなか壮大な課題設定なので、どうやって手触り感のあるプロジェクトにしていくかは試行錯誤していたことが感じ取れました。


ゲストコメンテーターからのコメント(一部抜粋)
 ・方言を知りたくなるタイミングは?つながりたい方たちをイメージしよう。
 ・集中して勉強できる場をつくりたいなら、ぜひ親御さんを味方に!
 ・地域の経営者や、ビジネスプランに関係する企業を巻き込んだ活動に。
 ・敵=障害になるものが何もないビジネスプランばかりだから、これからぜひ行動を。ビジネスを発表してフィードバックをもらおう!

発表の後には、会場から「応援するよ!」や「協業できるかも?相談しましょう!」などの上げ札がそれぞれ上がってマッチングの機会創出にも繋がっていました

後編へ続く→


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