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爪を塗って心踊る日々

最近、よく爪を塗っている
色や形などデザインを決めて丁寧に整える
作業中はいつも無心になれる時間である

その時の気分や季節に合わせて考える
お気に入りの薄いピンクがデフォルトだけど
ピンクひとつでも数えきれない種類がある

好きな色がピンクだけだった頃が懐かしい
今は水色も白も紫も落ち着いて好きだけど
一周まわって大人ピンクなるものに惹かれる

爪のお手入れは念入りにしてる訳ではないが
昔からなぜか爪の形が綺麗といわれた
たしかに塗りやすい爪には今も助けられている

爪にラメやストーンを乗せるとさらに心が踊る
キラキラ光るものを以前も集めていたが
童心にかえってワクワクする時間が愛おしい

ギラギラさせるのは楽しいけどたまには
透明なトップコートをサッと塗るだけでもいい
さりげなく媚びない人みたいで憧れる

爪を塗るのと塗らないのでは気持ちが違う
ヒロインが戦闘モードで装いを変えるように
爪に合わせてコーデを考えるのも結構なことだ

体の一部に直接的に施せるポイントであり
チラ見えすると見えない努力が見えるようで
爪を塗るのはなんだか崇高で秘密めいている

自分の爪は大体いつも視界に入るからこそ
綺麗にしていたいと思うのは当然のことだ
爪のお世話を含むと生活のサイクルが変わる

そんな現在の爪はなんと塗られていない
まだ何も描かれていないキャンバスに
これから描ける、なんでも描ける

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