Rei

祈りは密かになさるべきこと。

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1000♡ありがとうございます

    • 楽しむ筋力?

      自分が物事を楽しもうとする内在的な意思に欠けていると感じたのは主に大学生の時だ。最近憧れの人と議論していた時にその意思について「楽しむ筋力」と表現してみた。するとそれは言い得て妙だと言ってくれたので、書き起こしてみようという気になったのである。 楽しむ筋力が希薄だと、明らかに誰もが楽しいと思われる状況でもっとはっちゃけたいのにできないとか、楽しさを追求する自由を解放されているのにあえてしないということが起きる。一方で残念に思い改善したいという希望もある。ならばどうしてしない

      • 尊くてしあわせ(短歌10篇)

        好きな人が好きな人の友達で世の中狭いとしみじみ思う この気持ちどこにぶつけていいのかなこんなにいいこと教えたいのに 好きだけじゃうまくいかないことくらい分かってるけど好きなんだよね 好きな人お出かけしてるとそこ私代わりたいとか何度も思う 大切な人なんだけど今日だけは一緒にいたい寂しさ埋めて 任せてもらっていいかと聞かれたり好きになっても知らなかったり 好きな人何をしてても可愛くて尊い生きてくれてありがと どんな人との出会いも一期一会で会ってる時は最善尽くし 声

        • 故郷って思い出のこと

          「大切な思い出って支えになるし、お守りになるし、居場所になる」。あるドラマの主人公が言っていた言葉が心に残っている。特にその通りだと思う年だったからだ。 思い出すだけで幸せな気分に浸れる思い出って確かにある。先の脚本家が「故郷って思い出のことなんじゃない?」と他の作品で書いていたように、そこで私が確かに生きた証になる。一つの場所で長続きしない私は思い出を搾取して生きているようなものだ。 人と深い付き合いができない分、思い出に欠けてるかと思いきやそうでもない。苦手だけど頑張

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          夢の文房具祭り

          先月、文具女子博2023に行ってきた。可愛い文房具が沢山あって目がハート。この歳になって文房具を買うとすればほとんどneedよりwantだけど、こういうのがあるから生活が潤うんだよねぇと言い聞かせた。 ロルバーンのノートも無地よりティアラの絵がついてるものの方が当たり前に欲しくなる。スイマーのデザインは大人になっても不朽の可愛さ。猫の柄が出てくる養生テープなんて気になって仕方ない。 シール交換が流行っていた頃、自分だけ飽きもせずにシールを集め続けていたが、その収集癖は変わ

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          好きでいる人生(短歌10篇)

          恋なんて全部事故だよ大怪我をしまくってるよ介抱しないと 人間の嗜みだから恋をして大人物になれるといいね 恋が始まる入り口のきらめきは人生かけてもいいのだろう よく聞いて人生は効率じゃない面倒くさいことしたもん勝ちなの いつかとは約束したけどまさかこんなに早くとは思わなかった 恋がどれほど素敵かは知っている?現実が夢より素敵になる 御心が綺麗な人は運良いと教えてくれたあなたに報いる 毎月のフラペチーノの新作を一緒に飲む人、好きな人 一人でも出来ることだけどわざわ

          好きでいる人生(短歌10篇)

          ✴︎今年やりたい10のこと✴︎

          ①毎日文章を書く 言葉を自在に使えるよう鍛錬を重ねる ②文章を書いて応募する 脚本、童話、エッセイなどを執筆してコンテストに応募し、客観的に自分の文章を見てもらう ③言葉を生み出す 作品に入れたい言葉を日常生活で見つけたらメモし、人の心に響く言葉を生み出す ④体を動かす 運動不足にならないよう少しでも遠回りして歩く ⑤健康的に痩せる 体にいい食事と適度な運動で体を軽くする ⑥海外の友達と会う 仕事で来日予定の友達と久しぶりに再会する ⑦一人旅をする 行ったことがな

          ✴︎今年やりたい10のこと✴︎

          今年いい歳になりますように

          あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 ※サムネは庭園美術館のお庭 #note書き初め

          今年いい歳になりますように

          主体的に物書きをする

          最近、いくつか文章を書くコンテストに応募している。とっかかりやすいのはエッセイだ。テーマに沿って自分の日常にあることを綴れば、割とすんなり書くことができる。 元々文章を書くのは好きな方であるが、コンテストに応募する目的で自ら主体的に創作したことはなかった。しかし、好きが高じてそれを評価してもらえるのであれば、物書き冥利に尽きる。そう思ったのである。 〆切の近いコンテストの一覧を見て、書けそうなものから取り掛かってみることにした。そのうちのひとつに、高校時代に推していた評論

          主体的に物書きをする

          ミーハーになってみる

          最近、某コーヒーショップから新しいフラペチーノが発売されたらしい。お店の前を通ると沢山の人が並んで買い求めていた。きっと世の中ではすでに話題になっているに違いない。 発売日に買いにいくほどミーハーではないが、遠目に人気そうだなぁと見ているのは楽しい。しかし今回の新作は結構気になっていたので、今日の仕事をやっつけてから飲んでみることにした。締切前にやっと終えた作業の後に摂取する甘い飲み物はご褒美そのものだ。 フラペチーノを始めとする甘い飲み物は、それ飲むくらいならスイーツ食

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          大切にしまっておきます

          思い出をどのように保存するかは人それぞれである。今時はアプリで写真や文章とともに思い出を記録し残す人が多いと思うが、あえて手間をかけてスクラップブックを作るのも楽しそうだ。かくいう私は最近までその目的でSNSをすることがなかった。 卒業したら以前ほど頻繁に会えなくなる人も増える中で今後どのように皆の状況を知るのかと、必要に迫られてやっと自分のアカウントを運用するようになった。SNSを見ていると色んな人の日常やハレの日の思い出を追体験し、分有することができる。思いの丈を文章に

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          真心を感じられる果物の愛

          自分の食事を作っていると日々、誰かのために作って食べさせるのはよほど大変なことだと思う。料理を担当する人はご飯を作っているというだけで称えられるべきだ。毎日色々なメニューを考えて用意しないといけないから本当に頭が下がる。 なかでも真心を感じられるのは旬の果物である。自分ひとりだと果物まで気が回らないことが多く、季節の果物がテーブルに乗っているのは当たり前じゃなくありがたいことだと思う。良いものを食べさせてあげたいという愛を強く感じる瞬間だなぁと実感する。 誰かに何かしてあ

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          なぜ彼女は悪い魔女になったのか?『ウィキッド』から読み解く黒い羊と正義感

          私の推しミュージカルのひとつは現在、劇団四季で上演中のウィキッドである。言わずと知れたオズの魔法使いのアナザーストーリーで、緑の肌をした魔女がなぜ悪者になったのかを読み解ける展開となっている。事前にオズの魔法使いの内容を知っておくとより楽しめるはず。 簡単なあらすじは、国を支配していたオズが大切な仲間である動物の言葉を奪い、共通の敵として仕立てる政策をとっていた張本人だったことに気づいた魔女が、国に立ち向かい闘うという流れである。国民の敵となった魔女は最終的にドロシーに水を

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          辞めるという選択について

          この夏、通っていた学生街にある人気の飲食店が閉店すると聞いた。急いで食べにいくと、お客様の声にお応えして閉店を延期することになったとの張り紙が。しかもその後数ヶ月に渡って現在に至るまで延期を繰り返すのをその時はまだ知らなかった。 なくならないといいのにね、なんで閉めちゃうんだろうね、延期できるくらいなら閉めなきゃいいのに等と様々な声が聞こえてきそうだが、お店の事情はさておき、辞めるのを惜しまれて辞められなくなるのはなんだかちょっと愉快な話である。始めた時は終わりを考えてもい

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          noteを始めて5周年!

          今朝、noteを開いてまず出てきた表示に思わず微笑んだ。「noteをはじめて5年を記念したバッジを獲得しました。これからも末永くnoteをよろしくお願いします。」こちらこそです、と心の中で返答しておいた。 私がnoteを使い始めた当初は高校生で、受験勉強法のetcが分かる記事を読むために登録した。それ以降、大学生になってからはお気に入りのライターさんを見つけて読み耽った。質問箱に投稿した相談内容に、その方らしく美しい言葉を尽くして回答してもらった記事は、今でもずっと宝物であ

          noteを始めて5周年!

          推す力ってそれ自体が特別

          今時何らかの推し活をしている人は少なくない。しかし何かに夢中になったり必死に誰かを推すには相当エネルギーがいるため、誰にでもできることではないと思う。いわば推す力それ自体が特別なのである。 顔の知れた仲で推しという言葉を使うと、好きな人と言わずにそれとなく他の人を遠ざけて親密な距離感を占有できるといってずるい表現だと聞いたことがある。つまり推しとは恋の好きに等しい。何かに夢中になれる才能は、裏を返せばそうならざるを得なかったのであり、そこには物凄いパワーを秘められているはず

          推す力ってそれ自体が特別