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傷ついている自分

大人になってから外される

外されるとはグループに所属していて
自分だけ よけられるということである

そのグループでは自分としては
信頼関係が成り立っていると信じていた

自分の存在意義が薄くなってきて

あれ?と思うことは何回かあった

そうなると楽しくない

が、さして気に留めなかった

だって10年近く続いていた関係性だったから

私は気にせずに行こうとした

でもね、私に見つからないように行動していることが
見え隠れして何だかそれもやるせない気持ちになった

みじめな自分

私はそのグループの中で
気が合った仲間の一人になれなかった

ただそれだけ

most like ではなかったということ

自分はそのつもりだったんだね

でも相手は違ったんだね

自分と相手の思いが違うこと
よくある話である

子どもの頃、よくあった話である

嫌われているわけではないが
気が合っていたと言い難いらしい

気がつかなかった



あっきぃには気の合う
ふさわしい人がいるんじゃないの?

という一言でぴー--っと
境界線を引かれたように感じられた

あ、そうか

私は違ったのか

そのことを受け入れるのに

だいぶ時間がかかった

もともと幼稚な発想を持っている自分
大人対応できないいんだね

気にならないように遠ざけたり
考えないようにしたり

それ自体がもはや考えてしまっていることになる

雪の降った日の翌日
気温が上がった

私は朝から悪寒がしていた

悪寒の波が収まったころ出かけて帰宅

家にいた息子に「今、寒い?」と聞くと
「いや、ぜんぜん」
その時の私はダウンに手袋
どうやら体感温度がマヒしているようだった

そして
妙な隙間風が吹いたのを感じ
虚しさ、寂しさがあふれてきた


自室に入ってから
なぜか涙がにじみ出てきた

受け入れられなかった自分
みじめな自分
傷ついている自分
悪者を作ってはいけないと思う自分
悪口を言ってはいけないと思っている自分
自由につきあおうと言って
自分がはじかれるとすねる自分

大声を出した

腹の底から声を出した

悪態をついた

がーっと泣き喚いた

心の中の整理ができた風に
ふるまっていて
実はしこりが残っていた

他のすべてのことがうまくいっていたとしても
この1点に×がつくと
許せない自分

なんてプライドが高いんだろうか
すべての人に受け入れてもらいたいという
欲張りな承認欲求の持ち主である

また

なんて自分のことを好きなんだろうか

そして

私は特定の誰かと仲良くなることが
少し怖くなった

信じたとしても
もしかしたら
違うかもしれないという
違くなるかもしれない
疑心暗鬼

勘違いの沼に浸かっていることすら
気づかずに過ごす傾向が自分にはあるから

もしかしたら

自分しかいないのかも

自分しか信じられない

このままずっとそうなのだろうか

ここまで書くと

少しわびしい気持ちである






中高生の気持ちが

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