ひきこもり男子の日常

母に本を買ってもらい、ありがたくも悲しい気持ちになるのでした。

まいど、黒井です。

いつもたくさんの「スキ」を付けてくれてありがとう!

この頃ぐるぐると悩んで(といっても答えは出ない)いることが多く、まともに「スキ」を返すことができず、申し訳ありません。

きょうは夜勤明けの母に「お出かけしよう」と誘われ、バスに乗り、ちょっぴり遠くのショッピングモールへ行きました。

夜勤明けなのに元気いっぱいだなぁ、と思ういっぽうで、自分に気を使ってくれているのだろうかと、少し切ないような、虚しいような気持ちになるのでした。

本を買ってもらいありがたくも悲しい気持ちに

母はいくつかの銀行へ行きたかったようでしたが、ついでにショッピングモール内の本屋へ立ち寄りました。

そこで本を2冊、買ってもらいました。

この2冊を選ぶあたり、ぼくはきょうも最高に病んでいるのがお分かりのことでしょう(笑)

新品の本は高い。上の本は2冊あわせて「3,300円」でした。自分ではとてもぽんぽん買えるような金額じゃないので、素直にありがたい……

でも、どこか悲しい。

よく「ニートは親のスネをかじっていて気楽だ」というけど、実はそうでもない。本当はきちんと自分のお金で商品を買いたい。じゃあ働けよって、言われてしまいそうですけど。

ティッシュ配り

ずっとイジメられて生きてきて、学校へ行かなくなってからひとりぼっちになり、そのまま10年。もう人間のことが恐ろしくて仕方がないのです。

恐ろしいという感情をとおりこして、もはや「避けるべきもの」と頭のなかにインプットされているかのように、ぼくの意志とは関係なく体が勝手に「避けようと」してしまう。

たとえば「ティッシュ配り」のひと。

きょうも駅前ではティッシュを配っているひとがいました。そういえば「マスク」を配っているひともいました。はじめて見たのだけど、よくある光景なんでしょうか?

彼らはぼくにもティッシュを配ろうと手を伸ばし「よろしくお願いしまーす」と声をかけてきます。

その瞬間、ぼくは頭が真っ白になってしまうのです。

そうしていつも、ぼくへ向かって差し出されている、ティッシュを持った手を、じいっと凝視したまま、とおりすぎてしまう。

めちゃくちゃ失礼でしょ(笑)

ティッシュをガン見しながら、すーっと歩いていってしまうんですから。

アルバイトのあんちゃんからしたら「こいつ憎たらしいなぁ。もらわないのならじっと見るなよ!」って感じですよねぇ。きっと。

少し落ち着くと、申し訳ないことをしてしまったなぁ、と思うのだけど、その場では、本当に頭が真っ白になり、身体が硬直してしまうのです。

対人恐怖、外出恐怖については「かなりヤバい部類」に入ると思っているんですが、過去に行った病院(2ヶ所)では、どちらも「うつ病っぽいけど大丈夫」みたいな感じで言われただけ。

2ヶ所目なんかは、そう言っておきながら「働けないなら入院を考えたほうがいい」とも。大丈夫なのか入院なのか、どっちなんだい。

関係ないこと

関係ないけど「精神科・心療内科」は儲かるという話を本で読んだ。抗うつ薬や睡眠薬は「長期間飲むことで効いてくる」という呪文でたくさん処方されているからなのだそう。

精神的に弱っていると「はい」と言って何も考えずに薬を飲んでしまいがちになることも、これらの薬がよく売れている理由のひとつでしょう。

抗うつ薬、睡眠薬はけして弱い薬ではありません。副作用や離脱症状も多いので本来であれば慎重に処方されるべきだが、昨今の「うつ病ブーム」とともに、ちょっと不審に思ってしまうほど「軽々と」処方されてしまっているように感じる。

と、ニートが言っています。

役に立つかもしれないこと

「うつっぽいかも?」と思ったら、まずは「朝日を浴びる」こと。なるべく早い時間に起きて、外に出る。お散歩ができれば最高だけど、無理そうなら日向ぼっこをすること。

そして、可能なかぎり「運動」をすること。有酸素運動をすることで「抗うつ薬」を飲んだのと同等の精神安定効果を得られる、とする研究結果もあるくらいなのです。

あとは「お酒をやめる」こと。お酒とうつ病を結びつける文献はあまり見かけないけど、医師の書いた書籍では「お酒を毎日飲む習慣のあるひとはうつが治らない傾向にあると感じる」というような文章が出てきたりします。

お酒は脳の機能を低下させる(飲み過ぎると脳を萎縮させる)ことが分かっているので、脳の機能障害としてのうつ病と何か関係していてもふしぎではありません。

それでもちっとも良くならないなら、病院に行ったほうがいい。

と、病院に行こうとしないひきこもりが言っています。



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