見出し画像

これからの日本と世界について

自分は美容師なんで、美容師として今後の現実も交えて今の社会とこれからの社会を書いていきます。

よく色々なSNSやらニュースやらで

日本は税率が高すぎる
賃金が低すぎる
給料が上がらない

言ってますね〜。

いやーその通りでは確かにあるんですよね。

困っちゃいますよね〜
これからどんどんそれが加速して、より深刻になっていくんですよ〜。

ヒィ〜!!

って感じですよね。。笑

なので、これから何をしないといけないのか。
美容師として書いてみましょう。
美容師でない方にも何か通ずることはあるかと思いますよ。

よければ読んでください☆

まずは日本の現状から。
冒頭でも書いていますが、税率が高いだの賃金が低すぎるだの、給料が上がらないだの…
もちろんこれらは真実ですよね。

大きな問題というか、どんなことしても逃れられなくて確定的になっていることとして、
「日本の人口はこれからどんどん減る」訳です。

・出生率はどんどん下がる
・海外に人は流出する

老人が増え、子供が減り、税金を賄えない。だからより税率が上がる

分かりやすくいうと

税金は今後もっと高くなるということです。
物価がさらに高騰して賃金比率とのバランスがより悪化します。
最低賃金は上がっていきますが、多少多少です。経済のスピード、景気のスピードとのバランスは確実に違います。経営者も会社の税率が上がるので、大きく従業員の人件費を上げることができません。
先進他国との賃金差などに追いつくスピードではありませんので、まだこの先、日本と他国との差は埋まらないでしょう。当分。いや、一生?
日本国内では
贅沢はできなくなり、外食や旅行なんかも超贅沢なものになっていきます。
もちろん「いや、うちは低価格でやってたくさんのお客様に来てもらうんだ!」っていう経営者もいるとは思うんですよね。
ただ、成り立たない。高くなった家賃払って、ギリギリの最低賃金で人件費を払って、低価格で提供していると確実に経営悪化して潰れます。そもそもそんなアホなスタンスのお店であり会社であるところで従業員は働きたくありません。すぐダメになることが目に見えていますね。多店舗化して一定規模でこれやっていると収集がつかなくなるんで、スタッフにFC化や事業譲渡などして処理していくことになるでしょう。怖いですねー。

少し先の話をすると

リアルな話。

美容室であれば、、

平均単価が25000円〜30000円

ここら辺に上がっていけないとキツいと思いますよ。

今は「いやいや、何言ってんの?無いでしょ?笑」とこのnote見て思う美容師さんがほとんどかもしれません。
お客様だってそう思うかと思います。
高すぎだろ!って。

いつか自分が言っていることの意味がわかるかと思いますよ。
30年後とかそんな遠い未来ではないです。

今は「単価10000円とか12000円を超えていれば良い方」とか言われるのかな?ちょっとよく分からないですが、日本の美容室における平均単価からすると多少は良いのかもしれません。
ですが、明らかにこれではマズくて、今後は上記の

平均単価25000〜30000円

これくらいでできたら、美容師として、これからの社会的にも悪くない所得にはなるかと思います。

いかに真剣にこれに「取り組めるか」

自分自身はすでに真剣に取り組んでいますよ。もちろんお店としても。きちんと日本であり、今後の美容に向き合っています。

日本の国力というのはどんどん落ちていきます。
人口が減るということはそういうことです。

バブっていた中国だってもう景気が衰退気味ですよ。大手企業も倒産したり、訪日する観光客だって爆買いなんかは以前みたいには起こらないです(一部の富裕層はいますのでそこら辺はそのままだと思いますが、一部です。今後もっと減ります)

海外から外国の方々って出稼ぎに来てるじゃ無いですか?
上手く技能実習制度なんかを利用したりして。

主にアジア圏だったり、沖縄だとネパールの方々なんか多いですね。
4人でワンルームのアパート借りたりして、学校行きながらたくさん働いて、日々の生活を節約してお金を貯めて母国にいる親であったり家族に送金しているようです。みんな最低賃金でやっているのに、頑張っていて素晴らしいですよね。

分かりやすくいうと、
今度は日本人がその番ですよ。

そういった立場であり境遇に日本はなってきているということです。

もちろんネパールに行くわけではないです。

その土地で生活するなら物価と賃金バランスが悪くないところ
出稼ぎして仕送りなら稼げるところ。
商売するなら経済がうまく回っていて今後の可能性があり税率が極力少ないところ(いや、税率が高くても有意義な税率であれば良いかと思います)

日本人美容師は世界ではとても評価が高いです。
海外の先進国行けば確実に所得上がると思います。
今の日本で働いている数倍はお給料取れます。

ただ、そういう給料を取れるには条件が一つあります。
この条件は後程。

この条件がクリアできない人は給料が日本で美容師続けるよりは上がるが、そこまで上がりません。まあ、その国の物価に対して程よいくらいになるぐらいかな〜。
日本人美容師というブランドだけでの価値でいこうとしているのなら、それくらいだと思っていた方が。

・一人一人の美容師が今後に向かってやっていかないといけないこと
・美容室経営者が今後に向かってやっていかないといけないこと

確実に
「価値を上げること」

それですね。

日本にいるのであれば、、、日本で美容師を続けるのであれば、、、

25000円ー30000円にできるのか。
すぐじゃなくて良いんです。段階を踏んでいく。ステップで良いんです。
ただ、そこに着手できているかが大事です。やってないならすぐにでもステップに着手してください。
そしてそこまで価格を上げたときにその価格と提供しているものが合致するか。

物価が上がるから=美容室の料金が上がる=自分達の所得が上がる。
ではないですよ。

そこまで価値を引き上げられるようなことをしていないと、お客様から選ばれないんですよ。

人口は減るんです。人口が減った中から、その価格設定でもお金を払って「美しくなりたい」という方々に選ばれないといけないんです。美容師として。技術者として。

「価格は価値」ですよ。

商品の価値です。

つまりあなたが提供している技術の価値は価格なんです。

どんなにすごい上手な施術してても、すっごいヘアデザイン作ってても、とてつもなく丁寧な接客してても、価格が7000円だったらあなたの提供しているものは7000円の価値しかないんですよ。

自分の価値はいくらなのか。
そこから目を逸らすというのは、自分の未来から目を逸らしているのと一緒です。

価値を上げるにはもちろん自分らの場合は技術が大切です。
技術力です。
ただ、価格というのはそれだけではなく接客力やお店の雰囲気など、全てのサービスを合わせて価格ができています。
でも本質であり一番大切な頃は技術力です。

これが先程記載した海外でも成功する、所得がガンっと上がる「条件」です。
そこがないと海外に行ったって大成しません。

つまり、

日本で美容師やり続けるにしろ
海外で美容師やるにしろ

本質である「技術力」が高くないと自分らの所得は上がらないんです。

やるかやらないか。

そこでしかないよーん。

だから、

「技術を上げて価値を上げる」

国内だろうと海外だろうと、そこに力を入れていつフェーズが変わって、どこで働くことになっても大丈夫なようにしておいた方がいいよ。あともちろんですが、国内にいるにしろ、海外に行くにしろ、英語は勉強しておいた方がいいよ(英語圏かは分からんけど、日本語よりは遥かに世界で通じるから)

ということで、
今回は日本と世界の違いを元に、
これから日本で美容師を続けてくのならどれくらいの基準をクリアしていくか、そのために何をしていくべきか

海外で美容師をするのなら何が必要か

そこら辺を色々な現状を踏まえて書いてみました。

ほとんどリアルなことです。

何かの参考になれば☆

今後の未来に不安もってる。明るい未来を作っていきたいっていう方は連絡ください。
なんか自分に手助けできたらそれはそれで嬉しいですしね。もちろん沖縄県外の方も。

沖縄だったらとりあえず講習来ればいいです。
確実に技術力は上がりますから。
価値を上げれますよ。

ではまた次のnoteで☆

長文お読みいただきありがとうございました。

Qoolon 高橋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?