空から降る一億の星
みなさん、空から降る一億の星を見たことありますか。
俺は見れそうだったけど、見れませんでした。残念。
さて、フィリピン留学や東南アジアでの旅なのでは、比較的みんな経験しているんではないでしょうか。
停電
一日に何回もするときもありますし、全然停電しない日が一週間続いたりします。住んでいたところがいいところだったので、頻繁に停電をすることがあまりありませんでしたが、停電はありました、もちろん。
扇風機が、勝ってに止まるんですよ~!シュ~って。最初は壊れたのかと思っていたら、すぐに動きだす。壊れたのかと思ってオーナーに聞いたら、さっきのは停電だって。でも、ここ一帯は停電しても予備のやつがあるから大丈夫だって。なんだよ予備って思ったけど。
ある日、お風呂に頭を洗っているときにに停電。このときばかりは、
今はやめてくれって思った。だって、裸だぜ。
このまま予備のやつ動かなかったら俺は髪の毛のシャンプーどうしてくれるんやって思ったけど、数分後に動きだしてひと安心。
次の日、フィリピンの先生にそのことを話したら、停電くらいで気にするなって。停電したときは、星を見ろって。まわりが、停電しているから、余計に星が輝いて見えるし、きれいだって。この先生は非常に優秀な人で、今まであったフィリピン先生の中で断トツで尊敬する先生。そんな人が言うのだから、納得した。
先生いわくフィリピンではお湯でシャワーを入れることが、とても贅沢なこと、ありえないこと。人口の90%の人は、水らしい。先生は、毎回お湯のお風呂に入るときには、お湯に感謝をしているとのこと。
本当に尊敬。
結局、帰るまでに星を見るということが出来なかった。別名、停電星空。
あの日停電になったときに、外に出て星空を見ていればあんなにイラつくこともなかっただろう。また、星の美しさに気づくことが出来ただろう。
日本では、ほぼ起きないことが起きやすい海外では、思い通りにならないことが多い。それをどうやって楽しむか、乗り切るか。その柔軟性は、アイルランドの生活で役に立つことになった。
問題が起きるまでは、留学ではない。
問題が起こってから、初めて留学が始まる。
その問題も、ほんとんど大したことないけどね。
空から降る一億の星見てみたいけど、日本じゃ無理かもね!贅沢な悩み!
読んでいただきありがとうございました。
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