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購入品紹介(あるいはある種の関係性について)

 あるときの会話から文房具、事務用品のいくつかが欲しくなってきて、そうしてあれこれと見ているとその欲望が加速した。お金に糸目をつけなければどんどん手に入れたいところではあるけれど、まあ制限のなかで買い求めるというのも愉快といえば言えるかもしれない。

 以前の投稿で、RHODIAロディアのウェブノートブック(A6)を載せたことがあって、それは表紙の手触りも見た目も気に入っているし、まだページが残っているんだけれども、なんとなく使いでという点でなじまないところがあって、別のものを欲しかった。かばんにがさっと入れていても気にしなくてよさそうという点から、今回これを選んでみた。こういうのもいいね。

ラウンドジップケース(A5)

 置いてあるペンは、CROSSのクラシックセンチュリーで、これは戴きものである。こういうメモやスケジュール帳につけて携帯するのにはいい感じだけれど、これ、書き味がたいへんもったりとする。それが苦手でずっとお茶をひいていたけれど、ふと思いだして調べてみたら大変歴史のあるメーカーだった。さらに、この書き味にも理由があるということなどを、今日(今さっき)知った。でもやっぱり書き味もったりは使う気を萎えさせるので、互換性のある別の替え芯を注文したところ。

 刃物もわりとすきで、ハサミも話題に出たことから購入してみた。3Mのものは、数年前からスコッチプレミアムクラフトシザーズの刃長が50mmくらいのを使っていた。粘着テープなどのカットでねとねとするよね、というところから欲しくなった今回のこれは、チタンコートがしてあって刃長85mmだ。それでさらに、日常事務所で使用している品物もわりと気に入ってはいたんだけれど、そういえばこれもねとねとがついてしまう。これはどこのだろうと調べたら長谷川刃物株式会社というところの、CANARYというシリーズであった。今回の購入品は真ん中ので、これもコーティングのしてある、80mmのもの。

上から長谷川刃物の事務用剣先、ボンドフリー長刃、3Mチタンコートシザーズ

 3Mのものは、サキサキ、という心地いい音ともにすうっと紙が切れる。長谷川刃物の新しいほうも、見た目のわりに軽くて扱いやすい。

 以前にも書いたはずだけれど、カッターナイフはOLFAのMODEL Aを偏愛している。この度は、ある時期に仕事用に使っていて、いつか失くしてしまったアートナイフを思い出して、いまはこういうのを日常的には使わないくせにまた欲しくなった。欲しいなら買うのだ! とおもって買った。
 ネジが切ってあるのが見えるかと思うけれど、カッティングなどの細工用の一方と、ニードルになっているもう一方の両方共が胴体に収納できるようになっている。細工用の刃は専用のが売ってあるけれど、30度のカッター刃を折ったものを使える。

OLFAのMODEL AとNT デザインナイフ D-1000P

 ちなみにカッターナイフの刃は鋭角(30度)のものがいい。

下の刃は黒刃

 筆記具も買った。
 シャープペンシルよりも鉛筆がすきだけれど、携帯するのにキャップをつけるのは面倒だし恰好がよくない。そういうわけで、STAEDTLERステッドラーの筆記具からこれを選んでみた。書き心地もだけれど、見た目もポイントである。しょっちゅう使用するわけでもないくせに、手元に来たというだけでニヤニヤしてしまう。

ホルダー芯 マルステクニコ(上は両端をしまいこんだNT細工用)

 色の入ったボールペンも新しいのが欲しいとおもって手にしたのがこちら。3+1でシャープペンシル付きだけれども、シャープペンシルは使わなさそうである。油性でするするっと書けるのが気に入った。

 まだもう少し購入してて手元に来ていないものもあったりする。
 今日はただ買ったものを写真に撮って載せただけのようなものだけれど、買い物に限らずこんなふうに欲を刺激され、あるいは興味をかき立てられる会話(関係性)っていいなとおもった。

*

今日の「ワゴン」:スーパーマーケットでワゴンに人だかりがしていたから何ごとかとおもったら、恵方巻がぞろぞろ積んであって、それを求める人々によるものでした。予約の名札のついている寿司もたくさんあって、その熱狂ぶりと自分との温度差みたいなものに、いささかの不均衡を感じちゃいました。


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