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歯科矯正、佳境

やだ…ジョイマンのネタみたいになっちゃった…。


30代に入ってから歯科矯正をはじめて、なんと丸3年が経った。
長い。あまりにも長すぎた。

時間がかかっているのは医師のせいではない。
突然の転居による予期せぬ転医でブラケットを外した期間が長かったことと、中々治らないわたしの舌癖(舌で歯を押す)のせいで歯の動きがすこぶる悪い。
最初の医師の見立てでは、矯正治療終了後に舌の縮小手術をした方がいいかもしれないとまで言われていた。
ぜってぇ痛いやつじゃん。やりたくないな。


なんなら人から「歯並び綺麗だね」と言われることもあったほど、歯並びは良いほうだった。
並びはね、綺麗なんだよね。

しかし、なんせ歯がデカかった。
顎の骨格は平均より小さいのに、対して内容物の舌と歯は逆に平均より大きいらしい。そんなことある?

だから歯科矯正によって、それが一因であろう口元の突出感と噛み合わせの違和感を改善したかった。

きっとこのケースの矯正が一番根気がいる。
だって、歯並びが整っていくようなわかりやすい変化がないんだもん。
たださすがに3年も経てば、骨格そのものに変化があったし、噛み合わせはかなり早い段階で改善された!

この歳になると歯科矯正ほどのドカンとした課金ではなくとも、見た目においてちまちまとお金をかけてきた。
そうじゃなきゃやってられないことも、自分の弱さにスルリと入り込んでくる誘惑も、あまりにも多い。
だけど結局コンプレックスの解消ってのはキリがない。
完璧にも理想通りにもならないこの人生、どこで折り合いをつけるかが問題なんだよな〜。



ちなみにわたしは猛烈な歯フェチなんだけど、この癖は間違いなく自分のデカ歯コンプから生まれている。
歯並びは何でもいい。ガタガタのギザギザであっても、ちっちゃい歯が一生懸命並んでいる歯列にキュンとする。かわいい。元・成宮寛貴さんの歯が1番好き。
あと、「歯、みせて」というとほとんどの人間が恥じらうからすごくいい。歯はロマンなのだよ。


しかし歯科矯正したところで歯はちっこくならないんだよな。えーん!
わたしが今世、自前の歯で(なんか)ちい(さくて)かわ(いい)歯列になることはないけれど、それでも歯科矯正を始めたことにはとても満足している!

とりあえず、ブラケットが外れたらいの一番にホワイトニングに行きたい。
我が歯たち、デカいデカいと文句を言ったけど、抜いた8本の歯の分も大事にするからね…一生一緒にいてくれや…。(8020運動)

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