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なぜコーヒーを撮るのか 2023

なぜコーヒーを撮るのか

コーヒー屋さんに、"なんで写真撮ってるの?"と質問されたので、今年はこのタイトルで締めようと思います。今回はカメラの技術のお話ではないので、コーヒー好きさんも付き合ってくれたら嬉しいです。

BROTHER / 青森県弘前市


仙台でカフェに出会う

コーヒーは随分と昔から飲んでいたが、カフェ巡りを始めたのは仙台に住んでいた2019年。カフェの街と化していた仙台。楽しくて楽しくて仕方なかった。

JAM CAFE / 宮城県仙台市

それぞれのカフェの個性の強さコンセプトの強さ。これがカフェの楽しさなのかと感じた。お家では絶対叶わない居心地、空間もカフェの付加価値として確立してあった。

コーヒー屋さんに行けば、コーヒー屋さんを紹介してくれて、そのコーヒー屋さんにいけば、前に会ったお客さんがいて、同じようにコーヒー巡りをしている。そんな良い循環が起きていた。
ひとつだけカフェやコーヒー屋さんがあったとしても、そこから中々広がらない。何軒かあることでお客さんが巡り、回っていく。しかし、カフェを好きなお客さんが増えなければならない。カフェが好きな人が増えれば、素敵なカフェも増え、カフェ好きも増えていく。仙台がそんな素敵な街であった。
この仙台のカフェ巡りが、私が見るワクワクを切り取りたいに繋がっていく大きな出会いであった。

カメラを勉強する

私はコーヒーが好きで、コーヒーを伝えたくてカメラを始めた。
2022年にカメラの勉強を独学で詰め込み、とにかく色々撮ってみた。カフェやコーヒー意外にも風景、観光、ポートレート、建物。

弘前城菊と紅葉まつり / 青森県弘前市

どの場所でも、どの状況でも撮れるように、基本を覚えて、自分で設定出来るように、どこでも撮れるように練習する。部屋でも外でも。そしてカフェやコーヒーに限らず何でも撮る。とにかく撮る。カメラが手に馴染むまで撮る。ひたすら撮る。とにかくカメラに慣れる。
カフェはその空間にいる全ての人が居心地のいい空間でなければならない
と私は思っていて、そうであって欲しいと願っている。
私が周りに迷惑をかけてまでゆっくり撮る時間はないし、早く食べてあげたい、飲んであげたい。そしていいと思った一瞬を逃さないためには、とにかくカメラに慣れるしかなかった。


AOMORI COFFEE FESTIVAL 2023で写真を撮った

青森コーヒーフェスティバルのボランティアクルーとして、2日間コーヒーシーンの写真を撮り続けた。全国からたくさんのコーヒー屋さんが来ていて、合間を見てお話しをさせてもらいながら、情報を入れて、撮って歩く。コーヒーを飲むのももちろん好きだが、バリスタさんたちの写真を撮っていられる貴重な機会は、私の記憶に凄まじく焼き付いた。そしてその私の記憶が写真となり記録として残ることは、とても嬉しいことで、カメラでコーヒーを撮っていてよかったと改めて思う機会になった。

色々撮って改めて思ったのは、私はカメラが好きなのではなくて、コーヒーが好きだということ。コーヒーが好きでカメラを始めたが、撮りたいものはやはりコーヒーであること。
もちろん、綺麗な景色を撮りたい場面もあるし、家族や友達の子どもを撮りたいと思う事もある。けれど、バリスタの仕草や、コーヒー器具、お店の内装などコーヒーを撮ることはやはり楽しくて、写真を通してコーヒーを広めたい、コーヒーを好きな人を増やしたい気持ちがとても強く感じるようになった。


なぜカメラ(ミラーレス一眼)で撮るのか

喫茶ルミエ / 青森県弘前市

なるべく他の人がしないことをする。ただの黒い液体をどうやったら美味しいと伝えることが出来るのか。コーヒーよ、目立っておくれ、輝いておくれ、美味しいこと伝わっておくれ!と。

COFFEEMAN good / 青森県青森市

カメラは自分の伝えたいことを撮ることができる。ピントの合わせ方、色味や、光の具合。細部まで調整出来るカメラは、自分の自由に切り取れて、表現できる。


さいごに

カメラでコーヒーを撮ることは、私にとってわくわくと夢でいっぱいなのです。ずっと私が見ているだけだったコーヒーを、カメラを勉強したことで、その私がキュンときた瞬間を”そのまま”切り取り、伝えることができる。
カメラの技術も機材も私には足りないけれども、私が撮って伝えられるもの。私のわくわくを次に伝える。
コーヒーが好きな人を増やして、結局は自分が楽しめる場所になればいいと思って、来年もコーヒーを中心に、青森を中心に盛り上がりを少しでも支えて、広げてあげられたらなと思います。

美味しいコーヒーは次に繋げて、また美味しいコーヒーを生み出すその架け橋になりたいです。

これは私だけが頑張るのではなく、コーヒーを好きな人たちが、自分が美味しいコーヒーを飲み続けるために、次をどんどん作って広めていってもらえたらいいなと思っています。友達でも家族でも身近な人へでも、コーヒーって美味しいんだよ!と魅力を少しでも周りに繋げてもらえたらと。
それが写真でなくとも、コーヒー屋さんに一緒に行ったり、コーヒーを淹れてあげたり、少しずつ日常に美味しいコーヒーを広げて、どんどん繋いでいくことで、大好きなコーヒーが、大好きなお店が、大好きな人たちと、これから先もコーヒーを楽しめるように。

iro coffee / 青森県弘前市


2023年はコーヒーをカメラで撮った1年でした。
撮らして下さったコーヒー屋さん、話を聞いてくれたコーヒー屋さん、一緒にコーヒーを飲んでくれた、たくさんのコーヒー好きさん、何か分からないけれど付き合わされた友達や家族、ありがとうございました。
今年は写真を撮るようになり、出会いがたくさんあった年になりました。正直、青森にこんなにコーヒー好きな人たちがいたのか…と驚いています。おかげさまで楽しい1年になりました。たくさんの感謝です。2024年もコーヒー屋さんで会いましょう。




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