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知らない人だけど、SNSで繋がっているあの人が心の安定剤だったりする

こんにちは、rrr(アール)です。

早いもので2019年も、あと4日になりました。はやすぎ~。

今日はいわゆる「ネット友達」のお話です。

SNSで繋がるのが当たり前の時代

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中学・高校時代はmixi・Twitter、大学時代はInstagram・マッチングアプリ、とSNS上で見知らぬ他人とやりとりをするのに抵抗のない時代を過ごしてきました。

いくら学校や会社に交友関係が広くても、同じ趣味や嗜好を持つ人と出会うのは至難の業だったりするのですが(しかも趣味がけっこうニッチだと相当出会えない)、SNSがあれば一瞬で出会える素敵な時代

「ネット友達」に賛否両論はありますが、わたしは素敵だと思っています。

会ったことのない”他人”と毎日やりとり

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さて、そんなわたしもこれまでSNSを通じていろんな人と出会ってきました。

意外にも世間は狭いもので、年齢が近かったり、居住地が近いとSNSで出会ったあの人は友達の友達だった!なんてこともあるのですが、そういう人だと実際に会ったりすることもありました。

とはいえ、やはり実際に会ったことは無い人がほとんど。共通の音楽の趣味を通じて知り合った「ネット友達」が数人いるのですが、ライヴなどで会うことは無く、SNS上で情報交換やたわいもない話をする程度です。

まだ就活を始める前、キラキラインスタ女子(笑)を目指していたわたしは、Instagramをオープンアカウントにしており、投稿に様々なハッシュタグをつけては、たくさんの人と交流をしていました。

その中のひとり、Sさん(男性)はわたしの中で特別な存在です。

はじめてSさんを知ったのは約2年半前。音楽フェスに行った、という内容の投稿をした際にどうやらわたしのアカウントを見つけてフォローをしてくれたようでした。

共通のフォロワーも特におらず、それでもSさんのアカウントを見てみるとどうやら音楽の趣味がけっこう似ているようで彼の投稿をさかのぼってみると、共感できるものばかりでした。

すぐに相互フォローの関係となったわたし達ですが、やはり赤の他人同士ということもあってか、直接のやり取りはなく、音楽が関係ないプライベートな投稿に「いいね」をつけていいものか悩んだ日もありました(笑)

そんなある日、ふとわたしがアップしたストーリーに反応して初めてのDMをくれたのです。内容はすっごく単純で「俺も同じテレビ観てます!やっぱり○○(好きなアーティスト)の曲は最高ですよね!」というメッセージ。知らない人からのDMなのになんだか嬉しい気持ちだったのを覚えています。

そのDMがちょうど1年前に来てから、今日まで。なんと、わたし達はずっとやりとりを続けています。

親友とも彼氏とも違う、ともだち

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はじめはほぼ毎日、最近は2~3日に1回のやり取りでメッセージを送り合っているわたし達。

こんなにメッセージを交わして、なかなかお互いのプライベートな部分もわかり合ってきたのですが、いまだに顔を合わせたことも声を聴いたこともありません。(インスタの写真で何となくの顔は分かってるけど)

連絡は結構取り合っているけど、会ったことないからなんとな~く、いわゆる「ともだち」とは違う。かなりプライベートな内容の会話もしてるけど、恋愛感情は特にないから、彼氏?好きな人?というわけでもない。

連絡の間隔がちょっと空くと、「あれっ?もうメッセージ返ってこないのかな?」と少し寂しくなる。

わたしの中でのSさんの立ち位置はなんなのかはいまだにわからないけれど、話を聞いてくれる彼が心の安定剤的役割を担ってくれている気がしています。

住んでるところも違うので、この先もきっと会う機会は無いんでしょうけど彼とはいい関係を続けていきたいなと思っています。他人だから言えること、聞いてもらえることがあるから。

「ネット友達」も捨てたもんじゃない

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いろいろと議論される「ネット友達」ですが、悪いものでもないなと思いませんか?

マッチングアプリで出会う人はあまりいい人じゃなかったりするという経験はあるのですが、まあ、あれは目的が目的だったりするのでしょうがないです。(むしろ、それ目的であってる人ほど上手に分かり合えたりする)

やっぱり好きなものが同じだと、分かり合える世の中なんですかね。

SNSで知り合った人も捨てたもんじゃない、心の拠り所にすらなる、というお話でした。

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