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With コロナ、はじめての介護

私が「はじめの一歩」を踏み出した介護は、GW真っ只中。制度を利用したくも肝心の役所は動いていません。さらにコロナにも阻まれ、スムーズに出来ていたさまざまな審査も出来なくなりました。

土日祝日じゃないと休めないっていう日本の風習、マジでどうにかした方がいいと思うぞ。祝日増えたって喜んでる場合じゃねぇぞ、マジで!

と、口が悪くなりましたが・・・介護に必要な流れを簡単に説明します。

◇介護サービスを受けるまで

  1. 地域の包括支援センターに相談する

  2. ケアマネージャーと契約する

  3. ケアマネージャーが役所に介護申請をする

  4. 役所と本人含む家族が面談する

  5. 役所担当者会議で介護度が決定

  6. 介護度を元にケアマネージャーが介護プランを作る

  7. 介護サービスを受ける

ざっと言うとこんな流れです。介護度は7段階あり、要支援と要介護に分かれ〜〜ウニャウニャ〜〜文章での説明は難しいので今回は割愛します。

◇サービスを受けるまでにかかる期間

1〜7までにかかる期間はざっと2ヶ月営業日です。営業日です。
つまり土日祝日、ましてやGW、お盆、年末年始なんか挟んだら、ソロ活動の期間が長くなります。

私の場合、サービスを受けられるまでに3ヶ月かかりました。その間のサポートはゼロです。ゼーロー!ケアマネージャー、略してケアマネ曰く「介護度が決まるまでは何も手が出せないんです。」なんですって。本当なんですか?ケアマネさん。

実際は、要支援1程度のサービスは受けられます。必要箇所に手すりを設置したり、介護ベッドを借りるなど。

ただウチは母が20年前に脳梗塞を患った時に、必要箇所には全部手すりをつけており、事前サービスでできる事は終えていたので、それ以外でできることがなかったのです。

一番の問題が食事。母は動けない、父は入院中。これがヘルパーさんの領域です。領域展開wしたくても、「認可が取れていないからできません。」民間ヘルパーのカタログを渡され「ご自身で探してください」です。

このカタログのクオリティがもう。ぐ●なびだって食●ログだって、メニュー内容、そこのウリ、レビューなどが書いてあるから判断もできるし探せますよ。ただ、そのカタログには
・事業者名
・住所
・電話番号、
・自費対応の有無
以上!

弁当業者をお薦めされて一回試したのですが、父が「不味くて食えやしない」とあえなく却下!口の肥えた年寄りは、超頑固 コダワリが強いので難しく。

こんなだから相談をしたいし、初めてな事だから色々聞きたいのに「できません」「斡旋はしません」と。で、比較的近所のヘルパー営業所に電話してみたら「対象外です」と言われ涙

「おい、ちょっと待ってくれよ!」
ハリウッド映画の日本語吹き替えみたいな言葉が出ちゃいます。

あの、介護サービスってなんなん?サービスって言葉使うのやめません?それ、サービスじゃなくて単なる制度じゃん。サービスならサービスしてみろや、ボケ!と何度心の中で叫んだことか。

前置きが長くなりましてすみません。ここで、もう軽く1,000文字を超えました。

介護制度は役所管轄。とっても時間がかかります。そして融通は効きません。
「半官半民」と言われていますが「ほぼ官、ちょい民」が実際です。

これから親御さんの介護を携わるであろう社会人経験豊富な世代が対峙したら、ちょっと面食らうかもです。もちろん手厚い対応はありがたいです。条件が整えばありがたい制度です。絶賛今、その恩恵にあやかっています。ただそこに至るまでの手続が全部「紙ベース」「本人印」本人がいけなけれな「委託書」が必要。そして役所に手続きに行かなくては行けません。平日にね。

データはないのでしょうか?と聞いてみました。
笑顔であります!との回答に「お!」っと思いましたが、回答はこちら・・・

「このページにPDFがありますので、プリントアウトしていただいて窓口まで持ってきてくださいね(はぁと)」

民間では、それをデータとは言いません。大丈夫か、官公・・・・

◇最後に・・・

何が言いたいのかと言いますと、親御さんが65歳を過ぎている皆さま。
親御さんのこれからと向き合うのは怖いかもしれませんが、介護制度を本当に軽くで良いので一度チェックするのをお薦めします。下手すると子育てより長く付き合う可能性のある介護。自分の頭が元気なうちに、制度を軽くでも勉強しておく事を本当にお勧めします。


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