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リアル「俺の家の話」

両親の実家での在宅介護を、少し離れた自宅から通いながら格闘中です。
今回は、1年前のお話をしたいと思います。(2022年6月にリライトしました)

仕事をしながら実家と自宅を行き来していた頃、巷ではクドカンのドラマが話題でした。ちょうど最終回が終わったところ、ドラマの結末や長瀬智也のジャニーズ退所も相まって、テレビなどでたくさん取り上げられていた気がします。
人ごとじゃないその設定に、ドラマを観たいけど観たくない気持ちでした(つまりきちんとは観てませんw)

私は子育てをしていないので分からないのですが、似たものなのかもしれません。ただ出来ることが増える子育てと、出来ないことが増える介護とでは、モチベーションが保てず、心折れることもシバシバ。私が大切だなと思ったことを記します。

■仕事と介護の両立は難しい?

この頃の私は、仕事のミスも多くなてきました。そして鬼のような父からの着電。介護制度はこの記事にあるように、まだ整っていないので全く使えません。
現状では仕事を続けながら、父の退院と母を見ることは絶対無理!と痛感。であれば早い方が良いと、上司に「5月から2週間ほど仕事を休みたい」と相談したのが2021年GW前でした。快諾でした。本当にいい職場だと思います。

寿一がプロレスラーから手を引いたように、私も職場を一旦は離れることにしました。ただ5月半ばで戻る予定は崩れ、1年経った今も休職中です。原因は介護による体調不良。頑張り過ぎちゃいました。私の精神は限界点の手前まで行ってたみたいです。

■会社の制度はガシガシ利用しよう♡

私は、社内の担当者がたまたま個人的に連絡できる方で、面倒な手続きや根回しはお願いしちゃいました。休職給付金申請も別部署が担当でしたが、これまた担当者と仲良くしていたので、必要書類と封筒一式ごそっと送ってくれました。
あの時は本当に助かった〜〜〜。本気で思いました。

■介護する人のケアはケチらずに

介護する人の色んなケアは本当に必要です。マッサージや息抜き、癒し、どんどん利用してくださいね。私の知人は、お母様を施設介護し、お父様と一緒に暮らしていますが、マッサージとヘッドマッサージは、行きたいと思ったら即予約と言っています。

■介護の話を聞いてくれる人は宝です

話を聞いてくれる友人は本当に大切です、宝です。本当に大事にしましょう。
家族観や環境、性格の違いで介護に対する感覚は本当に違います。兄弟でも全然違うので後に遺産の訴訟問題まで話が発展することも少なくないんです。
だから、話を聞いてくれるってだけで本当にめっちゃありがたい存在です。
だからって抱え込まないでくださいね。独りで抱えたままでは、まじであっという間にぶっ壊れます。愚痴はダメっていう風潮ありますが、私は、吐き出す先はあった方が良いと思います。だからこそ話を聞いてくれたお友達を大切にしたいです。

■それが一番大事♪

介護は、はじめは非日常だけれども、いずれ介護がある生活が日常になります。
息抜くこと、お願いすること、信頼すること、抱えないこと、ダメになりそうな時それが一番大事、ってシミジミ思います。わかる人は歌ってください(世代)

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