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両親の症状と向き合うのは辛いよね。

ある日から両親の通院に付き添うようになりました。そこで、母は医師からの指示を理解していない事がわかりました。オーノーーです。

現実と向き合うのは本当に怖いし辛いです。でも逃げていたら、どんどん状況が悪化します。仕事が休めていなかったら、ここまでできていなかったと思います。

父が完全に仕事を引退した3年ほど前から、母は定期通院をしていませんでした。母は体調が悪くても、出来たことが出来なくなってきても、痛みがなければおかしいとは気が付かず、検査や通院する選択をしませんでした。

検査を促しても「私の身体はおかしくない。どこも痛くない。」と言い張るので、母の意見を尊重し、そこまで強くは言いませんでした。

実はコロナ前、母の主治医に相談をしたことがあります。「母が検診をしてくれないんです。悪くなっているのに、病院で検査をしようとしないんです。何かいい方法はないでしょうか?」と。

医師は、「お母さまは覚悟をして生きておられるようです。娘さんの立場としてはお辛いと思いますが、それを尊重するのも大切なことです。」と。

その相談から1年後...父が入院しました。父がおかしいと病院に連れて行ったのは母でした。その時、私に母が言った言葉、「人ってあんな風になっちゃうんだって。凄いショックだったの。」

そこから母は検査を受けることになりました。この時の検査で知ったのですが、母が割と少し前に脳梗塞を起こしていた事を知りました。父が母の食事を用意するようになったからかもしれません。あの時、担当医が言った覚悟はそうではなく、認知の問題だったんだ、分からなかったんだと理解しました。

良かれと思っていたことが悪化させていた事実。こう言う時って、何と言えば良いのでしょう。。。今でも答えが出ません。

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