記録として
今朝、突然祖父が亡くなった
いや、呼び名で書かないと他人のことを書いてるみたいになるな
じいじは子供には優しいひとだった
もちろん幼少期は私も良くしてもらった思い出を覚えてないわけではないけど
成長してからの記憶の方が圧倒的に濃いから
どちらかと言えば私の親と、他人と、よく喧嘩したりやりたい放題言いたい放題してる勝手なイメージの方が強い
猫が嫌いで野良猫を川に投げ捨てたりする人だ
ひとに土下座させたりする人だ
その記憶のせいで
訃報をうけたときでさえ涙は出なかった
長く、しぶとく、生きてくと勝手に思ってた
施設に入ってからは
2度しか会ってなかった
あとはコロナになって面会ができなかったのもあるけど
そのせいか実感もできない
この人がいなければお父さんは生まれてなかったし、お母さんはお父さんに会えなかった
それが事実だ
って素直に思えた
母方の祖母は
「一つの命が生まれるということはだれか死ぬってことだ」って
じいじに手紙書く
赤ちゃんのこと伝える
向こうでは、周りのみんなと平和に暮らして欲しいなって思う
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