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感情の賞味期限切れを防ぐ。

以前にも書いたことがあるけれども、私は文章をまとめるのに時間がかかる。

思考や感情は突発的に、衝動的に頭の中に現れるけど、浮かんだものをそのまま書き殴っても、人から見て分かるような文章になっていないことがほとんど。

だから時間をかけて精査して、何度も書き直してチェックしてやっと更新。

noteに上げてる記事はわりと短めなものだけど、書き始めてその日のうちに更新できるものは少ない。
長文になるブログだと、ものによっては一ヶ月くらいかけて少しずつ少しずつ書き進めていっていたりもする(笑)

書きながら考えを整理していっているところがあるので、ある程度時間がかかるのかもだけど、たまーに良くないことが起きる。

それは、感情の賞味期限みたいなもの。

人間は日々成長している。
自覚はなくとも、人の心は移り変わる。

TwitterのTLを数分間、ひととおりざっと見渡しただけで物凄い量の情報が飛び込んでくる。

昨日まで興味のなかったものに関心が湧いてきて調べていたらハマってしまっていたり、衝撃的なニュースを見て自分の感情や価値観が激しく揺り動かされたり。
そして、あれ?Twitterを開く前に何をしようとしていたんだけ??ってなったりね。

それから思い出してnoteやブログの下書きを見ると、そこに並んでいる過去の自分が、なんだか古ぼけて見えることがある。

新しい知識や繋がった人がほんの少し増えただけで、数分前の自分を子供っぽく感じたりする。
そして、更新しないまま放置されてしまったりする。

私は見栄っ張りだから、今より少しでも大人な自分を見せたいって欲求が常にある。

でも、それはきっと過去の自分に凄く失礼なことなんだろうなと思った。

noteもブログも、過去の記事をいくらでも遡ることができる。
だったら、考えが変わっていくその過程も晒して、成長しているところを見てもらえた方がいい。
それだけ書くネタも増えるし。

のちに黒歴史となって恥ずかし過ぎる消したい記事と化すものもあるかもだけど、そう思うということは、自分がそれだけ成長できたということ。
(コンクールの原稿でも、2~3年ほど経って読み返してみたら「なんだこの酷すぎる原稿はwww審査員の方々ごめんなさいwww」って思うことは多々ある(笑))
でもされは、その時のベストだったはずだ。

今の自分が一番若くて最新なのだ。

今この瞬間に思ったことを、賞味期限が切れる前に投下しよう。

そんなことを思った、通り雨の午後でした☆


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