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過去のnoteに、なんだか心が洗われた。

2024年、note初めです。
本来おめでたいはずのお正月、大変な幕開けとなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
なかなか落ち着いてくれない北陸の大地に、被災された方々の心も休まらない日々が続いているかと思います。
私個人にできることなど本当に小さなものですが、一日も早く日常が戻ることを祈っております。

* * *

去年末から、どうにもモチベーションが落ちてしまっている。日々こなさなければいけないタスクが膨大で、以前に感じていた"書く楽しさ"がほぼない。
文章に上手く感情が乗らなくてもどかしい。
たとえ決められたルールや枠の中でも、私が書くのなら私しかできない表現や視点、言葉選びができなければ、私が書く意味がない。
色々と知識を詰め込み過ぎてしまったのかな。硬いことばかり考えて遊び心を失ってしまっているような気がする。

* * *

初心に戻りたい…と思って、なんとなくnoteを始めた頃の記事を読み返してみたら、なんとまあ色んな想いをぶつけてきたなと思いました。仕事行きたくないとか(笑)
テーマも何もなく、ただ思ったことを書いているだけの記事たち。自分で言うのも変ですが、なんだか可愛いなと思ったんです。構成も何も考えていない、結論すらつけていないような文章ばかりなんですけどね。
ただ、良いか悪いかは別として、素直に本音を書いているんです。それなりに文章についての知識をつけた後に書き出したものより、読んでいて楽しいなと思いました。
それは多分、純粋ゆえに…荒削りで不細工な状態で出てしまっていたのでしょう。今の私から見たら、あの頃の自分のnoteに対する構え方は、ちょっと羨ましくなるくらいです。本当に何も考えていないから(笑)
ほんの3、4年くらい前のものだけど、遠い昔のようにも思う。それだけこの数年が濃く、目まぐるしく変化して、生き方も環境も価値観も大きく変わったからなのだと思います。

でも、昔も今もずっと変わらないのは、形は変わってもやはり私は"書くこと"が好きで、どうにかして書くを通じて何かを表現したい、何者かになりたいと思っている…ということ。

もともとここは、当時脚本家として所属していた劇団の広報用に作ったアカウントだったんですけど、なんとなく毎日noteを始めてみたり、短編小説を投稿してみたり、色々と迷走して…ただただ書き始めたいという熱量だけで転がっていた気がします。
noteを始めた翌年にはランサーズでライティングを始めて、その2年後には今の会社に転職してライターと名乗れるようになれた。ゆっくりではあるけれど、OL時代には考えられなかった未来が待っていた。

久しぶりに、私の原点である中山庸子先生の「夢ノートのつかいかた」も読み返してみました。
付箋だらけ、蛍光ペンで引いたラインまみれの文庫本。
なんとなく開いたページを読むだけでも、心に引っかかる文章が飛び込んできます。
うん、やはりこれは私の永遠のバイブルですな。

毎日は刺激物ばかりで、何か感じたことがあっても、あっという間に通り過ぎていく。どんなに些細なことでも、その時、その時で拾っていって外に出さないとすぐに忘れてしまう。
noteの記事も、10代の頃に買った本も、手元に残っていればいつでも過去の自分と引き合わせてくれる。
今この時の私が、数年後の私を救うことだってあると思うから。だから、くだらないと思ってもとりあえず書き始めてみよう。

今、この記事は音声入力で思ったことをつらつらと喋ったものを、ちょっと整えただけです。少しは感情を乗せることができたかな…まあ、途中で詰まってしまったとかはなかったので、始めた頃の衝動に近い状態で書けた気がします。

こんなグダグダなnoteですが読んでくれて、スキやコメントをくださる方がいることに感謝です。俺の方がスキだぜ。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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