頭の中の悪口
今日の晩御飯はロールキャベツ。
火にかけタイマー、その場を去り、できたかな?と思った頃に鍋を見に行くと盛大に吹きこぼれていた。ガスコンロからまな板にかけてあたりはコンソメスープがなみなみと。
ロールキャベツをおたまですくうとぺろっと剥がれたキャベツがコンソメスープにひらひら浮く。
「キャベツが剥がれてロールキャベツじゃないじゃん」
と、イジワルな悪口が頭の中で飛び交う。コンソメスープが染み込んだキャベツをじっと眺めて食卓に出した。頭の中の悪口は言わせておいた。
ロールキャベツは1人2個、とても軽くてお腹が空いた。
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