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25歳、人生初の帰省で感じたこと

2月に一人暮らしを始め、4月に人生初の帰省なるものをしたときのこと。

たった2ヶ月、されど2ヶ月。

やはり長期の旅行から帰ってきたときとは違う感覚があったので、書き記しておこうと思う。

他人の家の匂いがする

まず玄関に入った瞬間の衝撃、「他人の家の匂いがする」。

小学生のころ友だち同士で家を行き来していたときを思い出す、懐かしい感覚だった。

そして、一人暮らしの自分の家にも匂いがあるんだろうなと思い、芳香剤を買ったのだった。

洗面台の高さやコップのサイズに不慣れ感


使い慣れたはずの洗面台で、蛇口を掴もうとした手が空を切る。

一人暮らしの家の蛇口の位置に、気づかぬうちに慣れていたことにそこで気づく。

いつも使っていたコップが手に馴染まず、なんとなく違和感がある。

わたしの生活のスタンダードは、実家から一人暮らしの家へ軸を移したことを感じることとなった。

今までは帰る場所だったのに、ここからさらに帰る場所がある

感覚的な話だが、今までは実家は外出の終着点だった。

日々いろんな目的でいろんなところへ出向いて、家に帰ってくることで一連の流れが一旦完了する。

その終着点だった実家が、今では数多くの"目的地"の一つであることがとても不思議な感覚。

帰る場所とは、人にとって大きな意味を持つんだとぼんやり思った。


以上、人生初の帰省で感じたことの中で印象深かったことをまとめてみた。

25歳でも新しい感覚に出会えるのが新鮮で、やっぱり一人暮らしをしてよかったと思う。

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