最近観たの

『NO COUNTRY FOR OLD MEN』ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン監督

不穏!怖い!できれば二度と観たくない。コーエン兄弟好きというK氏は この作品をブラックユーモアたっぷりのコメディだと…笑っちゃいながら観たそうです。なるほど、と思いました。気持ち悪いし何考えてるかわからないしキレるポイントも読めないし出会ったひと手当たり次第だし、ひたすら怖かったなシガー…一度見たら忘れられないお顔ですよね。シガーの髪型はトミーリージョーンズが持っていた本(?)に載っていた男性をヒントにしたとか。


『FARGO』ジョエル・コーエン監督

主人公のなんとも言えない気持ち悪さがこれまた生理的に苦手で、こちらもできれば二度と観たくない…。仕事うまくいかず嫁誘拐を企み義父からお金まきあげようと企てるなんてとんでもない旦那だ。しかしながらこの作品で最も気持ち悪かったのは妊婦警官のご主人である。なんなんだもう。なにをゆるせてなにをゆるせないかなんて本当に人それぞれだけれど。


いやよいやよも好きのうち。しっかりと記憶に刻まれた2作品でした。


『ローマの休日』ウィリアム・ワイラー監督

名作。いわずとしれた名作。観るの何度めでしょう。何度観てもオードリー・ヘップバーンがものすごく可愛い。毎度びっくりする。それだけでも観れてしまう。グレゴリー・ペック、時折わたしの大すきな佐田啓二に似てる。

見た目には内面が滲み出ると思っているので、わたしはわりかし顔面至上主義です。顔がいいというより、いい顔がすき。

アン王女の気高さよ。お高くとまっているのとは違う。オードリーのための役だと思う。すごい。