29.梅仕事、いちご仕事

 六月一日、梅をりんご酢に漬けた。一キロを氷砂糖六百グラムだったか、それとりんご酢を一リットル。ここ三年程毎年やっている。

 これを二ヶ月漬けたのちに梅サワーをボトルに詰め、実はカストリ梅酒にする。カストリ梅酒というのは梅シロップなどに使った実をそのまま酒に漬けて作る梅酒をいう。

 カストリ梅酒はもう漬けて五年くらいになるだろうか。最初は梅シロップを作っていたが、血糖値が気になるお年頃。酢の方が健康的にも良いだろう、と思って酢に替えた。

 カストリ梅酒は1ヶ月程で飲めるらしいが、これまで漬けてきた結論、半年漬けて実を取り出し、あとは最低一ヶ月置く、というのが定番化しつつある。七ヶ月漬けた時は渋みが出ていた。

 ちなみに酒はいつもギルビーウォッカを使っている。

 そしていちご。こちらは地元農家のいちごが味が濃く美味しい。これを四百グラムと氷砂糖は八十グラム、それとレモンの輪切りを三分の二個。ギルビーウォッカに漬ける。

 いちご酒は昔ブランデーでやったがあまり好みではなかったので、いつかウォッカでリベンジと思っていた。カストリ梅酒を梅の実一キロで漬けて大体半年で飲み切れるので、半量のいちご酒を漬けても飲み切れない事態にはならないだろうと判断し、今年決行した

 こちらは二ヶ月漬けて実を取り出し、最低一ヶ月寝かせてから飲む予定。漬け過ぎると色が濁ったりするらしいので。

 更にシロップも仕込んだ。こちらは三百五十グラムくらいのいちごを使用。上白糖が溶けるまで一週間程常温に置く。今の気温なら大丈夫だろう。

 あと今年はハスカップ酒とブルーベリー酒も漬ける予定で居る。シロップも作りたい。

 今年の出来は如何に。

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