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心を砕く



メモみたいな雑多日記。


心を砕く=①気を揉む、心配する②気を配る、苦心する、真心を尽くす


夏ってだけでキラキラしてた〜あの気持ちが好きなの〜夏はちょっぴり苦手だけど、夏にビアガーデンでビールを好きなだけ飲むのが大好きだから、それが今年は好きなだけできそうで楽しみ。


「その人がラジオ聴いてるって聞くだけで、なんか信頼できるんですよね。」、久しぶりに会った先輩と話しながら、わたしが無意識に口にした言葉。孤独の苦しさ、日影の辛さや温度を知っている人だって、おもえるところ。ちょっとした言葉のニュアンスを分かり合えそうなところ、だからかな?そういえば最近、自己紹介で「ドライブ、キャンプ」と趣味を羅列する人より、「本を読むこと、ラジオを聴くこと」と羅列する人に興味を持った。そういうことなんだとおもう。


mbti診断が刷新されたということで、改めて診断してみた。周りには結果が前とは変わったって人もいたから、わたしも少しだけ期待してたんだけど、昔から変わることなく「infp」だった。少しだけ期待外れで、拍子抜けしちゃった。でも、この診断には少し救われた部分もある。苦しい〜つらい〜と思うことが、infpの短所にバッチリ羅列されていたからだ。「あ〜しょうがなかったんだ〜」ってクスッと笑えた。

金はすべて光るとは限らない。放浪する者が皆迷っているとは限らない。年老いても強いものは枯れない。深い根に霜は届かない。

〜infp〜


大好きな漫画がまたひとつ完結した。いかに自分が「自他の線引き」が曖昧になっていたかを実感する物語だった。久しぶりに単行本が出るのを待てず、月刊誌を買った。

「違国日記」3巻より

全部わかったわけではない、でも何回か読んでなんかわかってきた気がする。しかも、わたしが去年会社を辞めると決意する前に感じた、言葉にしきれない違和感が、この漫画ではさっぱりと言語化されていた。

(今だからわかる。これを書いたときは、完全に怒りに任せて、その時の感情を殴り書きしたものだと、、、)

一巻に出てくる「あなたの感じ方はあなただけのもので誰にも責める権利はない」、この言葉にこの漫画の全てが詰まっている。感情に靄がかかるのは苦しいけど、それを少しずつ少しずつ言葉にしていくこと、心を砕くことに意味がある。そして、苦しんだ末に出した答えを、誰も責めたりする権利はない。それはあなたとわたしが別の人間だから。違って当たり前なのだ。きっとこれからも何度も読み返すはず。そして何度もこの漫画に救われるのだろう。


ついこの間、最近母親になったばかりの大切な友達が、誕生日を迎えた。最近どんどん結婚し子供が産まれる友達が増え、色々わたしも考えを巡らせていた。世間は「〇〇のお母さん」と彼女を見るようになるけど、わたしにはそれがなんか違和感だった。だから「あなたのことを世間はお母さんと見るようになるけど、わたしにとってあなたはあなたのままだから」と伝えたら、泣いて電話をくれた。「何よりもその言葉が嬉しい」って。これからも家庭を持ち母親になっても、彼女は彼女でいてくれたら嬉しい。それは、わたしの大事な友達みんなに思っている。

年を重ねる中で自分の中に何重にも感情の層が出来上がっていくのを最近感じる。小説や漫画、映画やドラマをみて、実生活の中でたくさんの人と出会って、何通りもの人生を実感する時、自分の中に「その人の物語」を感情の記録として蓄積させているんだなとおもう。何重にもなった層は、自分を救い、周りも救うと信じている。

あ、なんか今日の文章infpの人っぽいかも。








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