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似てると似てない、それぞれが面白い。

一緒にいて面白い、楽しい人ってどんな人だろう?
自分と似ている人間?それとも似ていない人間?

今までの私は、趣味が一緒で考え方が一緒、なるべく似ていることを探していることが多かった。なぜなら、その方が話が弾むから。自分の考えが間違ってないって素直に思えるから。自分の存在が肯定されているように感じるから。

ただ、今は違う。自分と似ている人間、似ていない人間、それぞれにとっても素敵な魅力があるなぁと実感している。今回はそんなお話を。

人って面白い。


1.似ている=頷ける喜び

最近人生ではかなり珍しい出会いをした。
珍しい、というのは私の中に限ったことだけれど。

私にかなり似ている(性格が、というよりは嗜好が)友人に出会った。

*****
朝時間の充実が1日の充足度を決める。
食が好き。料理が好き。カフェが好き。器が好き。
勉強したり資格を取ったりすることが好き。
食生活アドバイザー・フードコーディネーターに興味あり。
インテリアが好き。おうち時間が好き。
観ているYouTuberがかなり被っている。
自分のお店を出したいという将来の夢が同じ。
*****

なんとなく似ているなぁとは前から感じていたけれど、話せば話すほど似ている。ちなみに同じ会社で同じような仕事をしているから、選んでいる職も似ている。

まず朝時間の充実加減が似ている人にはなかなか出会わない。土日でさえも6時に目覚ましをかけるような私についてこられる人はなかなかいない。

さらに将来の夢まで同じだと知った時は、開いた口が塞がらなかった・


ここまで似ていると頷きっぱなし。「頷ける」ってこんなにも嬉しくて話に熱がこもるんだなぁと改めて強く感じた。

似ていると、もはやどっちが自分の言葉なのかわからなくなる。自分の考えていることと同じことを思っている、「共感」できるって、人間の心理的条件的に安心できるのか、肯定されていると感じられるのか、詳しいことはわからないけれどやっぱり嬉しい、楽しい。

好きなことが同じだと、興味のある話の中でお互いが知らないこと、新しい情報を交換できて面白い。マニアックなことまで共有できる。自分一人ではできないこともできるし、掘れないところまで掘れる。底なしに話し続けられる。

わかる〜!そうそう!って頷ける関係はやっぱりいい。


2.似ていない=感心できる面白さ

あなた変わったね、そう母に言われた。(←いい意味で)

年齢を重ねて、という意味もあるが、大きく変わったのは彼と付き合ってから。興味の持てるものが増え、考えも広がった。

なぜなら彼とは似ていないことも多いから。

もちろん食が好きとか、家族を大切にしているとか、似ている部分もある。

けれど、育った環境も違う、元々趣味も大きくは被っていないし、考えや知っていることも違うことは多々ある。

以前だったら、違うこと=理解できないこと、だった気がするけれど、今は違うこと=新しくて面白い、自分の世界が広がる素敵なこと、と捉えられるようになった。

彼が好きなこと、彼の知っていること、彼の考えを知った。共感できないことももちろん時にはあるけれど、自分が今まで出会えてなかった素敵なことにいっぱい出会わせてもらった。

母に変わったね、と言われたのはこどもや動物を可愛い可愛いと言うようになったこと。昔も私だってこどもや動物が嫌いだったわけじゃない。けれど、おそらくそこまで興味はなかった。彼が愛でるのをみて、興味を持った。そうしたら、日々の私の癒しが増えた。素敵な出会いをした。

考え方や生き方だってそう。今まではフツウに、自分の一番好きなことを仕事にするんじゃなくても、ある程度自分が興味のあることで、お金が稼げて、生活できればいいと思っていた。けれど、自分の輝ける場所を探して見つけ出した彼を見て、考え方を知って、私も彼みたいに輝きたい!と思えるようになった。

似ていない、違うこと、が自分に新しい何か、素敵なものを運んでくれると知った。似ていない、知らないことに感心して、出会いが生まれる面白さを知った。

なにそれ!知らない!すごい!面白そう!と感心できる面白さも、これはこれでまたいい。



似ている・知っている世界と似ていない・知らない世界。
どちらの魅力も感じながら自分の魅力を伸ばして、自分の世界を広げていきたい。

本日はここまで。最後まで読んでくださってありがとうございます。
似ている人間、似ていない人間、どちらかを嫌厭しがちな方も、考えをちょっと変えるきっかけになれば嬉しいです。
みなさんも素敵な方と出会えますように。
また遊びにいらしてください🫶

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