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初移植①移植の方法を決める

生理をはさんで、ようやく初の移植を迎えることとなった。

卵子が着床するタイミングというのは−窓に例えられるらしいのだが−窓が開いているタイミングであり、それは本当に一瞬のことだそう。

その一瞬を逃さないために、通院は少し頻繁になる。エコーに加えて採血も行いながら、移植のタイミングをみていく。

移植するにあたって、2つの方法があると説明を聞いた。

ひとつは、排卵周期を待つ方法。自然であるが、仕事など外せない予定と被る可能性はあるし、病院がお休みの日曜日にあたってしまった場合は移植できないとのことだった。

もうひとつは、薬をつかって排卵日を決める方法。こちらは人工的なので、計画的に進められるメリットがある。一方、本来排卵周期とともに増えるホルモンが増えないので薬で補充する必要があり、それは妊娠後もしばらく継続しないとならない上、自費であるとのことだった。

不妊治療において常につきまとう、自費診療の負担。本当に厳しいものだ。

私の場合、生理周期が安定しているし、お金も抑えたいのでということで、前者の自然周期で移植することにした。

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