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鬱とか摂食障害とか、ADHDとかHSPとか。

パニック障害になって、そこからうつ病と摂食障害になって
病院にかかったとき、
お医者さんも、周りの人もみんな
「少しずつ、普通の生活ができるようになりましょう。」
「元に戻しましょう。」っていう方向で治療を進めるんですね。

薬を使って、発作を抑えて
みんなのように、電車に乗れるようになる。
みんなのように、食べられるようになる。
みんなのように、眠れるようになる。

でも、うつ病になったとき私はもう限界で
今思えば、
何に限界だったかというと、それまでの世界と自分の”ズレ”に限界だったんです。

周りの人たちや、社会の普通があって
そこからずれていて
病気がそれを教えてくれていたわけです。

ずれたこっち側が、
私にとって『普通』だったのに、
頑張ってできないことをやろうとして
治るまでに本当に長いこと、10年近くかかりました。

ADHDとか、不登校とか、HSPとかそういうのも
『謎の基準』みたいのがあって、そこからずれている指標、みたいなことだと思っています。

謎の基準、よりとっ散らかっている。
謎の基準、より集団生活が向いてない。
謎の基準、より繊細。

謎の基準は、何の基準でしょう。

自分の心とからだの健やかさを基準にすれば、常に人生は楽で
生きていくことはスムーズです。


動画講座で販売している『子育て占星術』の中で、
ADHDの配置、とか、摂食障害になりやすい配置、
ということについても話しています。

この講座の中では話してないけど
うつ病になりやすいとか、そのほかの精神疾患になりやすいとか
HSP気質とか、そういうのも
ネイタルホロスコープには描かれています。

いろんな読み方があるので、これもこれも、という感じではありますが
よく当てはまるという配置はあります。

でも、上に書いた通り、
個人的には、それがどうしたの?と思っているんです。

星が教えてくれているのは、
謎の基準から外れたことに苦しむ予報ではなく、
周りと分離する理由でもなく
自分の一番、自然で健やかな姿。なのです。

外れたこちらが
あなたの普通。

ADHDの配置なら、思考の仕方や、動機のあり方が個性的。
だとしたらそれを、その人の人生でどう楽しく使うか。
唯一無二の才能にもなりうるその配置を、どう活かすか、ということを考えるための材料が星です。

それを見つけるために
こういう配置を知っておいてもいいんじゃないかな、ということで
お伝えしました。


って、今ではこういうふうに言えるけれど、

自分が病気だった時も
息子がADHDだと診断された時も
それがどうしたの?とは思えなかったというのが正直なところ。

いつも基準は周りの世界にあって、
何かができないことや
何かが突出しすぎていることや
そういうことに心を奪われていました。


あなたの普通は、
あなたが決めていい。
これからの時代は特にそう。

愛をこめて
elly

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